斜陽産業と呼ばれて久しい、我らが釣り業界。
90年代半ばのバス釣りブームのころがピークでありまして、当時の市場規模が3400億円。
それと比べると、2016年では1980億円と大幅に下がっておりますが、
東北での地震が起きた2011年を下げのピークとして、近年ではわずかながらも上昇傾向にあります。
1996年当時大学生だったボクはいったい何をしていたんだろう?
彼女もおらず、つまらない大学生活を送っていた気がするなぁ・・・
とは言っても、1980億円ってどれくらいなのか、全く想像がつきません。
そこで、1つ面白いサイトを見つけたので紹介します。
いろんな業界の市場規模をグラフ化したものなんですが、自分の知りたい業界がどんな業界と同じくらいの市場規模と同じなのかが、一目でわかるようになっています。
釣り用品業界の周りを見渡してみると、ガーデニングなんて大した規模がなさそうですが、釣り用品よりも市場規模は上です。
コンビニカウンターコーヒーなんて、たった100円のものが釣り用品業界に迫ってきています。しかも伸び率が凄いので、来年くらいには抜かれていそうです。
ちょっと寂しさを感じてしまったのは、プロ野球やJリーグが釣り用品よりもかなり市場規模が小さかったことですね。昔は花形でしたが、今は昔ってやつですね。
90年代半ばの最盛期と同じくらいの規模を探すと、アロマ産業とちょうど同じくらいの規模となっております。
なんだかビミョーな感じです。
このグラフは市場規模が1兆円未満の産業だけなんですが、さらに規模を拡大すると、日本の産業全体の市場規模が見られるようになっています。
これを見ると、タバコやパチンコ産業が未だに3兆円以上の規模を誇っています。規制が厳しくなったと言っても、まだまだ儲かってやがるんですねあいつら。
個人的には、もっと規制を厳しくして、他にお金が回るようになればいいなと思います。
他にも自分に関係している産業が、どのくらいの市場規模なのかっていうのを見てみるのも面白いかもしれません。
ちなみにボクの会社は一番大きな枠の、自動車・同付属品製造業に属しているので、一見すると規模が大きくて儲かっているような錯覚を起こしてしまいましたが、末端の末端の超末端なので、生活していくのが精いっぱいなのが現状です。
働けど働けど、なかなか楽にはなりませんね。
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