ヤマガブランクス ブルーカレント 93/TZ NANO All-Range 1stインプレ

 

ヤマガの何でもロッドの長いバージョンです。

 

85 ALL-Rangeが発売されてしばらく経ちますが、未だに品薄状態が続いているとのこと。

 

そちらも気になっていたのですが、ボクはもともと85 ALL-Rangeと比較されることの多いブリーデンの

GlamourRockFish GRF-TR85PEspecial Houri-Islandを所持しておりましたので、せっかくなんで違う長さのものが欲しいと考えていました。

 

そして、初回入荷には間に合いませんでしたが、発売からたぶん半月遅れくらいでブルーカレント 93/TZ NANO All-Rangeを入手することができました。

 

それから5回ほど使用し、一応魚も掛け鱗付けも完了したということで、ファーストインプレッションという形でまとめてみたいと思います。

 

 

細かい説明とうんちくはこのロッドにつけられていたタグと、メーカーのサイトを見てもらえればわかるので割愛させていただきます。

 

ヤマガブランクス

 

ボクがインプレッションするのはTR85 PEスペシャルとの比較と、個人的な感想です。しかも、何でもロッドと言いながらも基本港湾ヒラメとマゴチにしか使わない予定なので、そのあたりにしか触れていません。

 

もっとどうでもいい情報でよければ、うんこキュレーションサイトのほうにまとめられていると思いますので、参考になさってください w

 

第一印象

 

まず、竿袋から出して手にして感じたのは、

 

うわ、軽っ!

 

バット、太っ!

 

そりゃあ、軽いですよね。9.3fの長さがあって90gってホントに驚くほどの軽さです。

 

それと、バットが異様に太いってこと。6年前にTR85PEスペシャルを購入した時も、「これメバルロッドなのになにこの太さ!」と驚いた覚えがあるんですけど、それ以上に太い w

 

 

左が93TZ、右がTR85。

 

いまいち伝わりずらい画ですけど、下手なライトなシーバスロッドよりは太いです。

 

そこから急激に絞られていって、ティップ部分ではほぼ同じくらいの太さになってきます。

 

 

 

と思ったのですが、TR85のタグを引っ張り出して来て確認してみると、

 

先径 元径 重量
TR85 1.3mm 13.2mm 121g
93TZ 1.6mm 12.7mm 90g

 

このように、先端で0.3mm違います。元径はどう考えても93TZのほうが太いんですが、カタログ上の数値では逆転しています。よく見たら、93TZのほうは竿尻から420mmの部分の太さと書いてありましたので、TR85のほうはグリップに埋め込まれている見えない部分の太さが表記されているので、こういった逆転現象が起こってしまったのでしょう。

 

 

下が93TZ、上がTR85の先端部分の写真です。

 

それと、ガイドセッティングが違いますね。93TZのほうはガイドが9個に対し、TR85は10個でさらにサイズが小さいガイドがセットされています。

 

TR85のロングバージョンのTR93には11個付いているということなので、比べてみると、ガイドが少ないなって気になります。まあ多けりゃいいっていうわけでもないので、ここはそれぞれメーカーの考える理想の数なのでしょうね。

 

個人的にはボクはリーダーを外に出してキャストするスタイルなので、もっと小さめのガイドで、数が多いほうがロッド本来のパワーを引き出しやすいのではないかなと思っています。

 

ロッドバランス

 

ロッドバランスについても触れておこうと思います。

 

ロッド全体の重量が軽いからといっても、ロッドだけでは釣りはできません。ロッドにリールをセットして初めて釣りをすることが可能になります。

 

なので、ボクはロッドだけの重量より、リールをセットした状態でのバランスのほうを重要視します。

 

ボクが所持しているリールは13セルテート2506H。重量は240g最新のリールに比べると若干重めです。

 

それをセットした状態でバランスをとった2枚の写真をご覧ください。

 

 

 

上の写真がTR85、下の写真が93TZ。

 

93TZのほうが重心の位置が3センチほど先端側にあることがわかります。

 

リールフットに近いほうが持ち重り感を感じないということはご存じだと思います。この2本を持ち比べてみると、全体の重量で30gも違うのですが、バランス的にはTR85のほうが良いということになります。実際に30gの差は感じにくくなっていると思います。

 

たかが3センチですが、支点となる部分が持ち手に近いほうが断然操作はやりやすいです。個人的には竿尻部分にバランサー的なものを埋め込めるようにしておけば、さらに使いやすくなるのにと思った次第です。

 

これは最近の軽量ロッドの弊害なんですが、セパレートグリップにして何とかしてロッドの重量を減らそうとしているので、グリップ側が軽くなってしまって、重心の位置が先端寄りになってしまっています。

 

振ってみるとわかりますが、手首を使ったちょこちょこした動作はちょっとやりにくさを感じます。しかし、グリップの長さが絶妙で、ボクの場合だとちょうど脇に挟んでリーリングができる長さなので、ロッドを立てた巻きの釣りの場合、重心位置が脇で挟むことによりリセットされるので持ち重り感はゼロになります。

 

逆にTR85の場合はグリップが若干短かったので脇に挟みにくく、肘に当てて操作していたので、それよりは巻きの釣りは操作しやすかったので、その点は良かったと感じています。

 

ロッドパワー

 

ロッドパワーに関しては、まだマゴチを少々しか釣りあげておりませんので、ぜんぜん限界が見えてきませんが、とりあえず、57センチのマゴチに関しては余裕でした。

 

TR85の方での最大魚は60センチのヒラメでして、これはかなりヒーヒー言いながらのキャッチでしたので、そのくらいが限界だったのではないかと思っています。

 

メーカーサイトでも85TZ ALL Rangeよりもパワーを上げているとうたっているので、どのくらいまで対応できるのかが楽しみなロッドです。

 

 

キャストフィール

 

このロッドは投げていて気持ちいロッドです。

 

よく曲がるのに、キャスト後のティップのブレは無し。テイクバックで曲げて、振りきったところでその反発で前方に少し振れて、そのまま元の棒に戻ります。

 

ダメなロッドは元の棒に戻る所でブレますが、ピタッと止まってくれます。ホント気持ちいいです。

 

このキャスト後のブレに関してはやっぱり値段相応だなと思います。なので、ボクは絶対リールよりロッドにお金を掛ける派です。結局ルアーを飛ばすのも魚を掛けるのもロッドの役目ですからね。リールはその補助役でしかありません。

 

まとめ

 

ブルーカレント 93/TZ NANO All-Rangeは9.3F。GlamourRockFish GRF-TR85PEspecial Houri-Islandは8.5F。

 

長さは違いますが、ライト系の何でもロッドというカテゴリーなので、どちらを購入されるか迷っている方もいるかと思います。

 

今回比較してみて、6~7年前に発売されたロッドが、現在の最高の技術で作られた最新ロッドと比べても全く劣っていないということに驚きました。

 

両方のロッドが釣具店に並べてあったら、十分迷う価値はあると思います。できるならばリールをセットして振ってみることをお勧めします。

 

ホントはヤマガ万歳!的なインプレッションになるかと思っていたのですが、意外とTR85PEスペシャルががんばってくれたので、そういった記事にはなりませんでした w

 

TR85はもうかれこれ6年もの付き合いなので、愛着がわいて贔屓目になってしまったのかもと反省しております。

 

今後93TZとも長い付き合いになると思うので、今より違った面も見えてきて見る目も変わってくるかもしれません。参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

Commentsこの記事についたコメント

4件のコメント
  • くろ より:

    わたしはグラマーロックフィッシュTX83PEスペシャルをメインで使っていて、今時分からヒラメやサゴシを狙う事が多いです(^.^)やっと近場の釣具屋に93TZNANOが入ってきました。ほしいけど買うか迷っていてリールをつけてなくても先おもり感が少なくいい感じでした。少し強引なファイトも出来そうですし。15ルビアスをつけると操作性が落ちるのか分かりませんが、記事を読ませて頂きようやく買う決心がつきました(^_^)ちょっと古いけどフリームスもあるのでタックルバランスはそれでいけるかも知れません。ただ93TZNANOばっかり使ってしまいTX83PEスペシャルを使わなくなるのがちょっと心配ですけど^_^;ありがとうございます。

    • かえるくん より:

      >くろさん

      ボクの意見を参考にしていただきありがとうございます。
      しばらく使ってみての追加情報ですけど、PEスペシャルと比べると飛距離が段違いに違います。
      ガイド径が大きいとこんなにも違うんだとびっくりされることと思います。
      そして、やっぱり長い分細かい操作はPEスペシャルの方に軍配が上がります。
      93TZNANOでボトムワインドは非力なボクではちょっと無理な感じでした。

      パワーの方はPEスペシャルよりかなり強くなっています。両方のロッドで60くらいのヒラメを上げることができたのですが、
      PEスペシャルの方ではかなり苦労したのに、93TZNANOではかなり余裕を持って対処することができました。

      とにかく使ってもらえば分かると思いますが、すごくいい竿です。本気でお勧めします。

      ちなみに、ボクはPEスペシャルをほとんど使わなくなってしまったので、手放してしまいました。

  • くろ より:

    おはようございます。先日、ブルーカレント93TZNANOを買い初釣行に行ってきました。残念ながらヒットはなかったのですが、飛距離がすごくて驚きました。120mmのミノーや軽量プラグなんでも飛距離が伸びて、気持ち良かったです(^.^)感度もよくガンシップ45Sのプリプリ感も良く伝わり楽しかったです。
    ただ、リップなしのSPM90とかになるとちょっと難しいなあと思いましたが、巻きの釣りならいけそうです。
    今後、ライト系でこれ以上のいいロッドはなかなか出てこないと思うので長く使って行きたいと思います。あとはタックルバランスだけです^_^;

    • かえるくん より:

      >くろさん

      飛距離すごいですよね!!
      さらに最近のダイワのロングキャスト-ABS搭載のリールを装着するとさらに伸びますよ。
      たぶんライト系のロッドでは最高峰のロッドだと思うので、大事に使っていきたいですね。
      早く魚も掛けてロッドのパワーも味わってみてください。小さい魚でもよく曲がってバレにくいようになってます。

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