ボトムワインドを始めたきっかけ
昔話になりますが、ボクが港湾でヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュを狙うようになったのは2012年の夏ごろからでした。
そろそろ4年間くらい経とうとしているのですが、始めたきっかけはあるYoutube動画がきっかけでした。
当時は、なぜか朝マズメに釣りにいくことが家庭内の事情により禁止されていたころで、釣りに行くことができるのは昼間、しかも子供を連れて行かなければならないという縛りがありました。
そこで、なんとか昼間にルアーで釣れるものはないかと考えていた時に見つけたのが、この動画でした。
当時浜名湖のボートで流行っていた、マナティーとZZヘッドを使ったマゴチのボトムワインドという釣り方です。
ルアーで釣れる魚って、鋭角的に逃げ惑う動きに弱いっていうのは分かっていましたので、「これだ!」と思い、早速次の休みに試してみました。
場所は子供を連れて行っても危なくない、足場の良い魚市場の前なんかでやったと記憶しています。
マナティーとZZヘッドは持っていなかったので、手持ちでそれっぽい動きが出せそうな、コアマンのパワーヘッドとR32のセットでやってみました。
動画を思い出しながら、チョンチョンとしゃくってフォールっていうのを繰り返していたら、ホントにヒットしたんです。
サイズ的に40センチあるかないくらいのマゴチ(冒頭の魚)だったんですが、この1匹がボクが港内フラットにハマるきっかけを与えてくれたんですね。
試行錯誤
それから2015シーズンの途中くらいまで、ずーっとボトムワインド一辺倒でやってきました。その中で自分なりに試行錯誤して出来上がったのが今のボトムワインドの形です。
最初に本家マナティーとZZヘッドを試してみたら、トレブルフックが下向きについてますので根掛かり地獄ですよ。ドリフトアックスも同じ構造なので、港湾ではとても使えませんでした。
その後、ダイワのシーバスジグヘッドとDS35(現ミドルアッパー)の上下逆差し、シンゾーベイトも試してみました。
どれも釣れないことはなかったんですが、イマイチしっくり来ず、そして行き着いたのがJAZZの尺ヘッドDタイプの7gと10gを使ったボトムワインドです。
これはワインドの切れが最高だったんですが、針が小さくて載せられないアタリばかりでした。そこで思いついたのが、かえるくんアシストだったわけです。
ワームはバークレイのバスミノー3インチかエコギアのパワーシャッド4インチの尻尾切りの逆差し(ECOという文字が下)が、サイズ的に丁度良くこのスタイルに落ち着いています。
パワーシャッド5インチだと大きすぎて、動きがもっさりした感じで、あまり切れが良くなかったんですよね。
しかし、このボトムワインドなんですが、ずっとロッドを振っていますので、すごく疲れます。それもあって、現在では反応がなかったときに「無理やりリアクションで喰わせる」みたいな感じでの使用になっています。
ボトムワインドの操作方法
くわしい操作方法は先の動画を観ていただければわかると思いますが、ロッドを2,3回しゃくってルアーが着底するまでカーブフォールの繰り返しです。アタリは必ずフォール中に来ますので、フォール中はロッドに集中してください。
必ずボトムを取る釣り方なので、根掛かりが心配かもしれませんが、ルアーがボトムに着いた瞬間に次の動作に入るので、ボトムに触れるのは一瞬だけです。
もたもたしているとジグヘッドが倒れ、針が横向きになって根掛かりしやすくなりますが、気をつけていれば根掛かりはそれほど多くありません。
調子のいい時は3,4回くらいの釣行(ボクの場合1か月間)でもロストなし、なんてときもありますので地球にもお財布にも優しい釣り方です。
このボトムワインドという釣り方をレパートリーに入れておけば、周りで反応がないときに、リアクションで口を使わせることができるので、もしかしたら一人勝ちできるかもしれませんよ。
ちなみに10フィート以上のロングロッドでは、ガチムチのアニキでないとロッドを振り続けるのは辛いかもしれませんので、サーフのロングロッド派には不向きな釣りかもしれません。
↓ かえるくんはこんなロッド使ってます。
こんにちは、初めまして。
インチキホテルマンと申します。
以前から内容を興味深く、拝見させていただいております。
普段は静岡サーフでフラット狙いの釣りをしています。
港内での釣りに興味があることと、ワームでの釣りが苦手なので、
とても参考になります。
今後もブログ更新を楽しみにしています。
>インチキホテルマンさん
ブログを見ていただきありがとうございます。
サーフいいですね。ボクもロングロッドを新調したらサーフに行こうと思っています。
たぶんサーフでもワームばっかりになると思います。プラグは高いので・・・
港湾だと根掛りが多いので、どうしてもワームの釣りになってしまいます。
がんばって更新していきますので、良かったらまたみてくださいね。