オモックって本当に釣れるの?

 

 

世界の村田基がオモックを紹介して、釣り業界が一瞬ざわめいたのも過去の話・・・

 

本気で流行ってしまったら困るのは釣り具メーカーであり、釣り道具屋でもあります。

 

あんなただの飾りっ気のないナマリで魚が釣れてしまったら、今まで派手なカラーであーだこーだ講釈を垂れ流して、高いルアーを買わせていたのが水の泡になってしまいますからね。

 

では、実際のところオモックって普通の人間が普通の釣り場で使って釣れるものなのでしょうか?ネットの動画の中の上手な人たちが釣れるポイントでやってるからだけなんでしょうか?

 

そこで、この私(かえるくん)が身をもって挑戦してきて、なんとなく見えてきた感じをお伝えできればと思います。

 

かえるくんのスペック

 

釣り歴 : 35年(無駄に長いが、ここ10年以上は週一くらいしか釣りに行っていません)

最近の釣果 : 今年はわりと調子よく釣れているが、2018年は年間を通してヒラメ2枚マゴチ2本くらいとかなりの貧果。

ポイント : 昨年はサーフへと足を運んでみたもののサーフでの釣果はゼロ。今年は港湾部のみで勝負。焼津港と小川港がメインフィールド。

釣りスタイル : 数年前まではいろんなジャンルに手を出してみたがどれもパッとせず、港湾部のフラットとライトゲームが今のメインスタイル。ナイトゲームは無しで、基本日曜の朝のみ。

 

どうでしょうか?

 

いたってフツーで、とくに上手でも何でもないただの釣り好きです w

 

こんな、普通のサンデーアングラーかえるくんがオモックに挑戦してみたわけです。

 

オモックの作り方

 

まずは5g以下のスーパーライトオモックの作り方から。

 

用意するものは1号のタル付おもりと小型メタルジグ用のアシストフック。

 

 

タル付おもりの片方のアイにアシストフックをスプリットリングを介して取り付けるだけ。

 

なにも難しいことはありません。ティンセル付きのアシストフックっていうのがミソです。

 

アシストフックを自作してもいいんですが、このサイズだとかなり大変で、バイスとかちゃんとした道具がそろってないとたぶん素人では不可能に近いです。

 

ここは、中国や東南アジアの手先の器用なお姉さんたちに任せましょう。自作より安くて高品質なものが出回っているので、人に任せられるところは素直に任せましょう。

 

 

↑これのSSサイズが1号のタル錘にはぴったりです。

 

次にライトオモックの作り方です。

 

材料は5号のタル付おもりと20~30gのメタルジグ用のアシストフック。

 

 

タル付おもりの片方のアイにアシストフックをスプリットリングを介して取り付けるだけ。

 

なにも難しいことはありません。スーパーライトオモックと同じ工程で、おもりとフックが大きくなっただけです。

 

 

これ以上のサイズになってきても作り方は同じです。

 

このくらいからアシストフックの自作が楽になってきます。ボクはティンセルを巻くのが自信がなかったので、お金にものを言わせました。

 

スーパーライトとか、ライトとかどこが境目とか特にありません、自分の好きな重さで作って自分の好きな呼称で呼びましょう。

 

オモックのアクション

 

おもりなら何でもいいのか?

 

ナス型でも、丸型でも何でもいいんじゃないの?

 

いやいや、違うんですよ、ナツメ(タル)型を選ぶのにも、理由があるんです。

 

ナツメ(タル)型の形を良く見ると、センターが太くなっていますよね?ということはセンターバランスなんです。センターバランスということは、水平にフォールするということです。

 

他の形のおもりは重心がセンターにないので、きれいに水平フォールしてくれないんです。また、泳ぐ時も一番小魚っぽい動きをするのがナツメ(タル)型なんです。

 

ゆっくりだとなんの動きもありませんが、一定速度以上になると、普通のメタルジグみたいにテールを振って泳ぎます。

 

オモックで実釣

 

有り難いことに、2019年はこちら焼津港では小ハタが沸いております。去年おととしは少なかったのですが、今年は豊作です。

 

まずは3gのメタルジグで釣れることを確認しました。そして、スーパーライトオモックの投入です。

 

キャスト後、ボトムをとって3回巻いて、カーブフォール、着底。・・・の繰り返しで誘います。

 

すると、メタルジグで釣っているときと同じようにガンガン当たってきます。

 

 

ふつうにメタルジグと同じ釣れ方をします w

 

3gのメタルジグでボトムを叩くといろんな魚が釣れるんですけど、それと全く同じ釣れ方です。

 

 

 

ライトオモックの方はどうでしょう?

 

アピール重視で、家にあまっていた#0か#1のコロラドブレードをフックと反対側のアイに取り付けてみました。

 

 

ご覧の通り回転性能の悪そうなスイベルなので、うまく回らない時もあります w

 

それでもキラキラはしているので、アピール力抜群です。廉価版のメタルマルと思ってくれればよいです。

 

このほかにも、巻きの釣りで使うことが多いのなら、テールにトレブルフックを取り付けてもいいし、可能性は無限大です。

 

アクションもセンターバランスのメタルジグと同じように、素直にロッドアクションに反応してくれます。

 

ボクはショアスローの要領で、3~5回ゆっくりめの動きの少ないワンピッチでしゃくって、カーブフォールの繰り返しで、港湾部では値千金の尺越えのマハタを釣りあげることができました。

 

 

まとめ

 

ボクの場合オモック実釣初日から釣果に恵まれたので、すんなりオモックというものに溶け込めましたが、釣れるかどうかも分からないようなもので、周りの視線も気になるし、投げてみるのに勇気がいるかもしれません。

 

しかし、今年2019年は小ハタもメッキもアタリ年らしく、多くの釣果を耳にします。こういった簡単に釣れる魚が多い時こそ、オモックの挑戦時だと思います。

 

小ハタは11月くらいまで、メッキに関しては12月いっぱいは、ここ焼津近辺で狙うことができます。ポイントも小ハタはボトムが固いところにももちろんいますし、砂泥底でもどこでも狙えます。サビキ釣りをしている人たちが集まるようなポイントならどこでも生息しています。

 

メッキは河口周辺を夕マズメに狙えばかなりの確率で釣れると思います。メタルジグで釣れる時ならオモックにも同じように反応してくれるはずです。

 

ボクも10月くらいからやっとメッキ狙いに夕方出掛けられそうです。もちろんオモックだけ持ってね。

 

みんなもオモック試してみてね。

 

 

 

Commentsこの記事についたコメント

4件のコメント
  • えびちゃん より:

    オモック、いいですよね!!
    でも自分的についホログラムシール貼りたくなっちゃいますけどw

    それよりも自分はかえるくんの身を案じています…。
    いつ背後から狙われるか…。

    • かえるくん より:

      >えびちゃん

      そんなもの貼っちゃいけません、邪道です。

      ボクの身を案じてくれているみたいですが、大丈夫です。
      細々と運営している弱小ブログなんで、心配ご無用です。
      もしものときはエビちゃんが盾となってください。

  • きはる より:

    焼津でオモック使っている人は他に居ないから、正体がバレるんじゃないかな?

    • かえるくん より:

      >きはるさん

      みんなもつかってよ~!

      ボクだけじゃどんな魚が釣れるのか検証に時間がかかってしまうので、
      みんなでオモックで釣れる魚図鑑をつくりましょう。

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