みんなの大好きなパワーシャッドですが、３通りの使い方があったってご存知ですか？
①ウォブリングパターン
②ローリングパターン
③ワインドパターン
多くの方は①の普通刺しパターンのみの使用だと思うんですが、②と③のパターンも覚えて使い分ければ、さらに釣果を伸ばすことができるので覚えておくといいですよ。
①ウォブリングパターン
パワーシャッドと言えば、普通はこのセットの仕方だと思います。
「ECO」という文字が上側に来るセット方法で、正面からみると逆三角形の形になっています。
これのアクションはと言いますと、テールを振りながら泳ぐ、ウォブリングアクションです。その他多くのシャッドテールワームと同じ、いわゆる王道アクションですね。
②ローリングパターン
これは①のパターンの上下を逆にしたセット方法です。
「ECO」という文字が下側に来るセット方法で、正面からみると正三角形の形になっています。ラメ入りのカラーでこの刺し方をすると、背中側にラメがあるのでちょっと変な感じがするかもしれません。
ですが、これの動きが凄いんです。ミノーでいうローリングの動きでグルグルしながらアクションするんです。
グルグルって言っても。１回転してしまうのではなく、半回転の繰り返しですので、糸が撚れるという心配はありません。このパターンはラメカラーで使いたいパターンで、ローリングによる明滅によりラメのキラキラが生きてきます。
①と同じようにテールも少しは振れますが、アクション的には全然違う動きになるので、ぜひ明るい時間帯にラメカラーで試してもらいたいパターンです。
使用方法としてはウォブリングで反応がなかったときに通します。基本的にフラットフィッシュの目の前にルアーを通せればヒットしてくると思っていますが、プレッシャーの掛かった釣り場で、魚は居るのにスレてしまっている場合などに使えば、反応が得られるかもしれません。
最近はもっぱら最初にローリングで探ってから、ウォブリングというパターンになっています。ローリングの方がアクションが派手なんで、やる気のある個体が反応してくれるのではないかという理由でそのようにしています。
③ワインドパターン
最後はワインドパターンです。
これはテールをカットして、「ECO」という文字が下側に来るようにセットします。
このパターンの時だけ、ジグヘッドにJazzの尺ヘッドDタイプを使います。ダイワのシーバスジグヘッドSSでもできないこともないのですが、より良い動きを追及すると尺ヘッドDタイプに行き着きます。
操作方法はボトムワインドなので、着底したら２,３回しゃくってカーブフォール・・・の繰り返しになります。
それと、①②の時はパワーシャッドの４インチでも、５インチでも、どちらでもOKなのですが、ボトムワインドに関しては４インチの方が扱いやすいと思います。
５インチになりますとジグヘッドが小さいので、バランスが悪いです。もし５インチでボトムワインドをする場合は、シーバスジグヘッドの方がバランス的に良いと思います。
使用方法は、クローザー的な使い方で使用するといいと思います。最初からワインド一辺倒でやりますと、リアクション的な動きなので、魚がびっくりして逃げてしまう恐れがあります。ですので、他の釣り方で反応がなかった場合に、リアクションで反射的に口を使わせるという使い方が良いと思います。
まとめ
パワーシャッドの３通りの使い方を理解していただけたでしょうか？この使い方をマスターすれば、パワーシャッドだけでいろんな状況に対応できるようになります。
ウォブリング → ローリング → ボトムワインド
もしくは
ローリング → ウォブリング → ボトムワインド
フラット狙いに置いてこのパターンを覚えておけば、取りこぼしがなく魚をヒットさせることができると思います。
なお、ワームのセットは家でゆっくりとやりましょう。ワームがまっすぐにセットされていないと、いいアクションが出ません。
それと、くれぐれもジグヘッドとワームを瞬間接着剤でくっつけるのをお忘れなく。アタリがあって乗らなかったとき、ワームがズレてしまっていては魚は追い食いしてきません。
アタリがあった後ワームがズレずに同じ動きを続けていれば、もう１回アタックしてくることもあります。前日までに最善の準備をして臨みましょう。
こんにちは。
ワームが苦手な自分には、とても参考になります。
使い方をイメージして、日々繰り返し練習してみますね。
＞インチキホテルマンさん
逆にボクはワームでしか釣果がないので、ハードルアーの練習をしなければと思っています。
朝練がんばってください。