ブルーカレント 93/TZ NANO All-Rangeがボクのもとに来てから、そろそろ1年が過ぎようとしていますので、2ndインプレッションを書いてもいいかなと思い、ペンをとりました。
この一年間の間にあった出来事はというと。
1.GlamourRockFish GRF-TR85PEspecial Houri-Islandを手放したこと。
2.リールが13セルテート2506から、19セルテート LT3000-CXHに変更になった。
くらいがハード面での変更点となります。
飛距離が思ったよりスゴかった
1stインプレッションではあんなにべた褒めしていた85peスペシャルですが、実際にキャストし比べてみれば違いがはっきり見えました。
ガイド径が小さいことによってこんなにも飛距離が犠牲になっているんだと痛感しました。
久しぶりに現場復帰させた85peスペシャルですが、キャストのときにリールから放出されたPEラインがガイドを叩く音が酷いこと・・・
全然ルアーが飛んでいる気がしません。一方、93All-Rangeはと言いますと、ガイドをラインが叩く音が小さく、飛距離も格段に違います。
全長の30センチ弱の違いを差し引いてみても、明らかな飛距離の差となって表れています。ガイドをラインが叩かないことが精神的にも安定をもたらしてくれます。
ガイドが多いことによる感度の良さより、飛距離ですよ。ショアからの釣りは飛距離が命。飛距離 is モーストインポータントシングですよ。
それ以来、85peスペシャルにはもう戻れなくなってしまいました。そして、ヤフオクで新しいオーナーのもとへ旅立っていきました。
パワーはどうか?
この一年間で大物らしい大物を釣り上げたっけかな?
マハタの36センチも結構引いたけど、全然余裕だったし、サイズで言ったらヒラメの58センチが一番大きかったかな。
でも、この魚もぜんぜん余裕だったし、もっと大きい魚でないとこのロッドのポテンシャルは引き出せないのかもしれません。
ですから、ライトゲームで対峙する魚にとっては若干オーバーパワーですが、不意に襲い掛かってくる想定外の魚にも対処できるくらいの懐の深さを持ち合わせたロッドだと思います。
唯一、欠点になるのかわかりませんが、サイズの小さい魚でもロッドがよく曲がってくれるので、ロッドの曲がりだけを見ると小さい魚でも大きき魚なんじゃないかと錯覚してしまうのが欠点かも。
ぶっ飛び君95Sをキャストできる
実際のキャストウエイトは21gまでなんですが、ぶっ飛び君95S(27g)も普通にキャストできたということがうれしい誤算でした。
ボクは基本ワームかオモックばかり使っているので、プラスティックのハードルアーはあまり数を持っていないのですが、ぶっ飛び君だけは3個ほど所有しています。
ロッドの購入当初はさすがにキャストウエイト以上のルアーを投げるのは怖いので、小さめの18gくらいのシンペンをキャストしていましたが、ぶっ飛び君95Sと比べるとどうもいまいちなんですよね。
ロッドに慣れてきた頃合いを見計らって、恐る恐るぶっ飛び君をキャストしてみたところ、ぜんぜん問題なく振り切れるということがわかりました。
※ちなみにペンデュラムキャストで垂らしはリールと元ガイドの中間くらいです。
各人のキャスト方法によりロッドに負担がかかって場合によっては折れてしまう場合もありますので、おすすめはしませんが、やり方によっては十分キャスト可能だということです。
まとめ
93/TZ NANO All-Rangeの2ndインプレッションはいかがだったでしょうか?
ほぼ一年間このロッドで過ごし(時々アジングロッドで小物と遊んだりもしたけれども)多くもない数の魚しか仕留めてはきませんでしたが、非常に快適に使用させてもらっております。
現状では、冬のサーフでの大物狙い以外はこのロッド一本で賄えるのではないかと自負しております。
次のロッドは何が欲しいかと聞かれたら、たぶんこう言うでしょう。
「また同じロッドがほしい!」
そう思えるロッドに出会えて幸せです。
皆様のご購入の参考にしていただければ幸いです。
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