’16ナスキーの実機を触ってみたぞ!
先日、釣具店で’16ナスキーの実機が展示してあったので触ってみました。
写真で見ると値段の割になかなかカッコいいなと思っていたので、期待して触ってみたのですが、ちょっとちゃちい感じがしました。
質感も「This is 樹脂」って感じで、アルミやカーボン入りの樹脂と比べると、ちょっと差があるかなという気がしました。
そして、一番気になっていたベール部分なんですが、やっぱり
「一番安いタイプのリールに付いているアーム」でした。
回し心地は特に問題なさそうだっただけに、この部分さえ何とかなれば、雑に使えるセカンドリールとしての地位を確立できるんじゃないかなと思った次第です。
他のリールのパーツを流用してみた場合の試算
実際に取り付け可能かは不明ですが、継ぎ目のないワンピースベールを移植した場合、実際に掛かる費用を計算してみました。
現在ナスキーのワンランク上の機種となるとストラディックだと思います。※BBシリーズはボディ形状が違うので除外
ですので、ストラディックのパーツがそのまま流用できた場合という仮定で話を進めます。
ワンピースベールを取り付けるためには、最低でも上の図の赤で囲んだパーツが必要となってきます。
22.ラインローラーベアリングカラー
23.ラインローラー
24.ラインローラー受ケ
41.アーム固定軸
42.ベール組
なんと、これだけで合計価格は5500円にもなってしまいます。プチ改造の域を脱しています・・・
しかも、パーツは定価販売が基本なんで値引きなしです。16ナスキー本体が一万円弱で買えるとしても、ベールを交換するだけで15000円オーバーになってしまいます。
だったら、あと1500~2000円追加してストラディックを買った方が、どう考えても賢明な判断だと思います。
ストラディックはボディもHGNボディ(アルミ)だし、ハンドルだってねじ込み式でガタが少ないし。なんてったってかえるくんも使ってますからねw
まとめ
16ナスキーを買うなら、一度実物を手にとってラインローラーとベールのつなぎ目を見てみてください。自分が使う用途が、細糸を使用する釣りであれば、引っ掛かることがないかよく考えてから購入することをお勧めします。
もしナスキーを購入し、改造してワンピースベールに交換したいというのであれば、最低でも5000円以上はパーツ代だけでかかってしまうので、最初からストラディックを買った方が無難ですよ。
PS:改造が趣味のマニアの方には何も言いません。
「このおせっかいヤロー」とでも思っていてくださいw
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