新しいリールを手に入れて、リールにラインを巻いている時に一番の幸せを感じる男かえるくんです。
ですが、リールのスプールエッジいっぱいにラインを巻くのって至難の技です。
リールメーカーの表示通りに巻こうと思ったって、メーカーが巻き量計算に使ったラインと自分が巻こうと思ったラインの直径が違うことだってあります。
リールメーカーのダイワとシマノだって、おそらくは違う銘柄のラインを標準として使っているので、リールに書いてある巻き量だってバラバラです。
例)
ステラ2500S PE0.8号 - 150m ナイロン5lb - 110m
セルテート2508PE PE0.8号 - 150m ナイロン5lb - 160m
上記の例で言うと、本来ならPE0.8号が150mと同じならば、ナイロンでも同量が巻けないとおかしいはずなんですが、実際には50mも差ができてしまっています。
逆に、ナイロンラインは規格で直径が決められているので、ナイロンが同じ巻き量の型で比べてみればいいのではと思って調べてみましたが、ナイロン4lbが100mのステラ2000SはPE0.6号が150mに対し、セルテ2004はPE0.6号が100m。
滅茶苦茶ですね w
これはおそらくですが、スプールの形状の違いもありますし、どこまで巻くのが理想かというのもメーカーによって異なると思われます。それにラインの径もバラバラ、巻くとつぶれて扁平になりやすいライン、オシレートの幅の違い等々。
数え上げたらきりがないくらい程の条件をすべて計算で出すのは絶対無理だ!というのがボクのたどり着いた結論でした。
そんな時に、ボク宛にグーグルがお勧めしてきたブログに
「リールスプールの糸巻き量計算ツール Ver2.0」
なるものがあったので、「なぬっ!このわたしを満足させるほどのものなのか?」と思って試してみました。
ツール自体の使い方は簡単で、リールに巻けるラインの太さと長さと、巻きたいラインの太さを入力するだけで、巻きたいラインの長さが表示されるというものです。
いま手元にはちょうどラインを巻きたいリールがなかったので、ダイワとシマノのリールのカタログで糸巻き量を調べて、その数値とツールで表示される数値とを比べてみました。
結果は。合っているのもありますが、大きく違っている物もあります。太い糸では比較的近い数字が出てきましたが、細めの0.6号以下のラインではちょっと使えないかなって感じでした。
みなさんも試しに使ってみるといいですよ。他にも同じサイト内にルアーの検索データベースがあったり、最安値サーチなんかもありますので、案外役に立ちそうですよ。
ボクからすると想像通りだったわけなんですが、シマノとダイワという基準となる数値からして違っているので、どうやって計算しても両方に合うわけがないんです。
もともと、オフショアジギングのサイトさんなので、ユーザーもそんなに細いPEラインは使わないと思うので、そういう観点からすれば使えるのかなっていう気がします。
だれか理系の研究職とかの人で、この難関な糸巻き量問題を解決してくれる猛者はいないんでしょうか?
この問題が解決されれば、釣具屋でリールの糸巻きを頼んだ時にがっかりする人が減るのになぁと思った次第です。
スプール2個法なら完璧にできるけど、換えスプール2個用意するのはすごく大変なんですよ。
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