サヨリシャッドが上州屋でしか手に入らない訳

サーフでのフラット狙いのルアーのワーム部門でのトップ3といえば、

  1. DUOのハウル
  2. エコギアのパワーシャッド
  3. マーズのサヨリシャッド

が静岡近辺のサーフでは良く使われているんじゃないでしょうか。

ボクの大好きなパワーシャッドは発売から20年近く経っていますが、いまだにトップに君臨しているなんて凄すぎます。

ハウルはまだ比較的新しいですが、釣具店のヒラメコーナーにはハウルが所狭しと並んでいますので、その人気のほどがうかがえます。

サヨリシャッドもパワーシャッドには負けますが、発売はかなり昔ですよね。

昨今のヒラメブーム以前は、どこの釣り具店でもマーズのローリングシャッドと並んで、サヨリシャッドを見かけることができたのですが、今では上州屋でしか見かけることができません。

その理由について迫ってみたいと思います。

サヨリシャッドが上州屋でしか売っていない理由

マーズという会社は最近また復活しましたが、実は1回倒産しています。

その時に、資産整理という形で上州屋が金型を買ったのかと思っていましたが、実はそうではなく、

マーズが倒産する以前にサヨリシャッドが全然売れないということで、一度廃盤になってしまったのです。

しかし、上州屋の方で

「サヨリシャッド釣れるから、オレらのところにだけは卸してくれ!」

という話で、上州屋が廃盤になったものを復活させ、自分のところの専売にしたらしいです。

というわけで、マーズのサヨリシャッドは上州屋でしか買えないのです。マーズの方でも最近人気が復活したから他所でも売りたいのかもしれませんが、それは大人の事情によりそれはNGとなっています。

1本250円というクソ高い値段について

サヨリシャッドといえば1パック3本入りで750円という、ワームとしては破格の値段でも有名ですが、これも上州屋が独占販売だから価格を釣り上げたんじゃないかという疑惑が持たれていますが、

そういうわけでもなく、もともとマーズが他の釣り具店にも卸していた時代からこの価格だったそうです。

他のローリングシャッドなんかは原材料の高騰なんかで値上げもしているんですが、サヨリシャッドだけは当時のまんま、価格は据え置きで販売しています。

最初が高すぎたから売れなかったんでしょうね。もともとの価格設定がもう少し安ければ、今でもどこの釣り具店でも置いてあったかもしれませんね。

合わせるジグヘッドについて

ボクも港内フラット用として持っているんですが、ワーム自体がでかいので、普段使うような10gとか14gのジグヘッドではヘッドの大きさとワームのサイズがアンバランスで、いまいちしっくりきませんでした。

5.6インチというボディに合わせるには最低でも20g以上の大きめのヘッドに合わせた方が、バランスがいいと思います。

ワーム自体も重量があり、空気抵抗も大きいので、ボクの使用している港内用のPE85ホウリアイランドでは思いきって振り切ることが難しいです。

サーフ用の重いルアーも投げられるロッドでぶっ飛ばした方が気持ちよく使えます。

サヨリシャッドはヒラメダービーの上位入賞者のヒットルアーとしてよく使われています。みんなも使ってみてね!!

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)