サーフで使うジグヘッドの重さって、基本は20~21gで、そこから状況に合わせて軽くしたり、重くしたりするのが基本形?だと思います。
最近では種類も増えて、ワームを付けやすくなったり、セットも簡単になったりと後発組はかなり改良されています。
しかし、それに伴い値段もだんだん上がってきて、「ジグヘッドのくせに、高いじゃないか」と思うような製品が増えてきた気がします。
そこで、ヒラメ用ジグヘッドでどれが一番コストパフォーマンスが良いのか検証してみました。
条件として、全国区・トレブルフック2本付きという条件で検証してみたいと思います。
・エコギア リトリーブヘッド
・DUO ハウルヘッド
・バディワークス 45ヘッド
・ダイワ フラットジャンキーダブルトレブルフック
この4つが条件に当てはまるのでこれらについて検証してみたいと思います。
1.エコギア リトリーブヘッド
これはかなり昔から販売されている物ですよね。カルティバのアックスヘッドと同じくらい歴史があるので、発売から20年くらいは経っているでしょう。
20gは2本入りで定価が800円、1本で考えると400円です。
トレブルフック2本付きで400円ですと、かなり安い部類だと思います。歴史もありますので実績も十分です。
ワームのセット方法が、一回後ろのワームを外してセットしなければならないので、ちょっとめんどくさいです。
あと、標準のフックがうんこなので、こだわる人はフック交換が必須となります。
フックを交換するとなるとトレブルフック1本100円として、200円追加になってしまうので、600円がリトリーブヘッド1本の値段となります。
2.DUO ハウルヘッド
DUOのハウルヘッドはご存知ヒラメハンターの堀田さんプロデュースのジグヘッドです。
ハウルヘッドのみの21gは定価1500円、1本で考えると750円です。
堀田さんのこだわりが詰まったジグヘッドなので、お値段も高めの750円です。専用のハウルシャッドかハウルフィッシュは穴があいているので、ヘッドへの装着は誰でも簡単にできますが、
これもまたフックを一度はずしてセットしなければならないという、非常に面倒な作業が待っています。
自宅で時間があるときならいいですが、釣り場でワーム交換なんて絶対にやる気になりません。フグが多いときなんかイライラ度MAXですw
ちなみにフックはST46とかが付いているのでそのまま使えます。
3.バディワークス 45ヘッド
45ヘッドは2016年、今年デビューの新星ですね。
21gは2本入りで1200円です。1本にすると600円です。
こちらはボトムで45度の姿勢を保って立つという、ボトム攻略を意識した製品です。
ワームのセットは真っ直ぐな針金に通してフックを引っ掛けるだけなので、かなり簡単です。
同社のフラッグシャッドというワームの専用っぽいんですが、他のワームでも使えそうな感じです。
ちょっと気になるのがフックの位置で、ヘッドから2本つながる感じでトレブルフックが付いているので、ワームのテールへのバイトではフッキングしにくそうな感じです。
デカい魚なら丸のみですが、サイズが小さい魚や、後ろから噛みつく感じでバイトするマゴチに関してはフッキング率が悪そうな感じです。
しかし、ちょっと細工をして2番目のフックの位置をちょっと後ろにずらせば、フッキング率を上げられそうな感じです。
フックはよく分かりませんが、写真で見た感じだとそのまま使えそうな感じです。
4.ダイワ フラットジャンキーダブルトレブルフック
こちらはこの秋に発売されたばかりのジグヘッドです。
21gは2本入りで定価1400円、1本ですと700円になります。
ワームのセットは針金に差すだけの簡単セッティング、ヘッドの形状が他の製品は完全に魚の頭形状なのに対し、こちらはマスク形状のような形なので、ワームの頭部分をカットせずにそのままセットできます。
最近はやりのワームに目玉が付いているリアルワームをヘッドカットせずに取り付けられます。
標準フックも悪くなさそうで、ワームのセットはこの中で一番簡単そうです。
まとめ
値段で順位を付けると
1位 エコギア リトリーブヘッド
2位 バディワークス 45ヘッド
3位 ダイワ フラットジャンキーダブルトレブルフック
4位 DUO ハウルヘッド
という順位になりました。
リトリーブヘッドは標準フックを交換することを考えると、2位の45ヘッドと並んでしまいます。
使い勝手を考えると、45ヘッドがトップかなって気がします。
検証をする前までは、最近のジグヘッドは高いな~としか思っていなかったのですが、それぞれ一長一短がありまして、自分のスタイルにぴったりのジグヘッド探しの参考になれば幸いです。
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