わたくしのメインターゲットはヒラメ・マゴチなどのフラットフィッシュということで、このブログの読者層としてはフラット大好き人間がかなりの割合を占めていると思われます。
以前紹介しました津本さんの究極の血抜きも、その後いろんな魚種が追加されました。その中でこれからの時期にぴったりなヒラメの究極の血抜きのご紹介です。
簡単にまとめますと、目の位置のちょうど裏側あたりにある「T」の字の真ん中を先端の尖ったもので突いて絞めます。
この時に魚が暴れますので、反対の手でしっかり押さえて絞めることが肝心です。
次にエラの膜を切って、そこに指を引っ掛けて水の中で魚を揺すります。そうすることによって真っ赤だったエラの色が薄くなってきて血が抜けていくのが分かります。
↑ここまでが釣り場でできる作業です。
これ以降は家に持ち帰って、尻尾の付け根の背骨に切れ目を入れます。
そこから神経締めワイヤなどで神経締めを施し、ホースで脊椎の中に残った血を出し切ります。
そして、エラと内臓を取り、水けをきって真空状態にして冷蔵庫で寝かせます。
これで、2~3日寝かせると、最高の状態に仕上がるそうです。
釣り上げた当日の身が硬いだけの刺身より、うまみが凝縮された寝かせた後の状態の魚ってどんなものなんでしょうね?
う~ん、最高の状態のものを食べるためにはまず魚を釣らないといけませんね、頑張ります。
血抜きまでの作業はサーフで釣りをされる方なんかは、比較的簡単に現場で作業ができます。
家に帰っても、庭がある方は外でロッドを洗うついでに残りの作業ができますので、台所をあんまり汚さずに済みますね。
せっかくの獲物ですから、魚にも苦しませないよう一撃で仕留めてあげたいですね。
マゴチの究極の血抜きも載せときますね
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