2019年
今年の夏は焼津の港がにぎやかです。
ルアーマンにとっては夏といえば、サーフでのショアジギングだよね!っていう人も多いと思いますが、ボクにとっての夏は港内で狙うハタが楽しみです。
そんな港内のハタフィッシングですが、今年はちょっと様子が違います。
釣れてくるハタの種類がいつになく豊富。例年通りだと、オオモンハタがメインでとマハタとアオハタがちょっと混じるくらいなのですが、今年は新しい仲間も入港している様子です。
今年釣れるハタの種類
オオモンハタ
オオモンハタは毎年一定数入ってきてくれるので、基本的に港内ハタフィッシングのメインターゲット。
サイズは10センチ以下のベイビーから、時々40センチオーバーまで顔を出してくれます。港内基本サイズは15~30センチ弱まで。
晩秋の頃には数は減ってきますが、25センチオーバーになってライトタックルだとかなり楽しい引きを味あわせてくれます。
マハタ
マハタは年によってむらがありますが、最近は比較的コンスタントに港内に入って来てくれるようになった人気者です。
他のハタ類に比べるとちょっと体高があって、タイ類みたいに平べったいので、引きは強いです。
マハタも、港内で年を越す個体があり時々40センチオーバーとなって釣り人を驚かせます。ボクは30オーバーは釣ったことはありませんが、隣で釣られたのを見せられたことがあります。
アオハタ
写真提供:きはるさん
背びれと尻尾の縁が黄色で、体側に白い線が入っていて、どこにも「青」の要素がないけど、アオハタです。
このハタは港内での大型化の情報はありません。大きくても25センチくらいまでが港内サイズです。
ボクはしばらくこのハタは釣っていませんが、今年はサビキでも釣れていたのを確認しましたし、釣友もちゃんと釣っていますんで、今年はそれなりの数が港内に入ってきているのだと思われます。
4~5年前に一時期、釣れるがこのハタばっかりの時があったんですが、それ以来はなりを潜めていたので、久々の登場です。毎年入ってきているには入ってきていたんですが、数が少なくて目に触れる機会に恵まれなかったんでしょう。
アカハタ
新顔です。
伊豆や沼津の方ではポピュラーな存在のアカハタなんですが、駿河湾の反対側、ここ焼津では今までほとんどお目にかかることはできなかった存在です。
すごくきれいな魚で、一見地味になりがちな(色がね)ハタフィッシングの中で、極彩色のボディで彩りを添えてくれます。
今年確認できているのは10センチ前後の個体のみなので、これが大きくなって定着してくれればいいなと願うこのごろです。
チャイロマルハタ
写真提供:エビちゃん
こちらも新顔です。
こちらは大型になるハタの一種で、もともと南方系の魚です。昨年、一昨年とここ焼津港内で大型が出て話題をかっさらっていったものです。そんなに話題にもならなかったかな?興奮したのはボクだけ?
この小型魚が今年釣れたみたいなんです。
こちらはカマ専ダートのneverlatejapanさんの記事なんですが、ここで釣りあげられたのって、チャイロマルハタの子供ですよね?
こちらも今後期待されるルーキーなので、温かい目で見守ってあげたいです。
クエ
クエは写真が見当たらなかったから、写真なし。
クエに至っては昔から稚魚放流も行われているし、割と身近な魚です。狙って釣るのは簡単じゃないけど、小型個体に至っては港内のいろんなところで釣れたっていう情報がありますので、ハタを狙っていればいつかは釣れるんじゃないかな?
歯がすごいからバス持ちするときは気をつけてね。
まとめ
以上が2019年に焼津港内で狙えるハタの種類です。ボトムをたたけば、カサゴやアナハゼ、エソなんかも顔を出してくれるので、はまれば結構楽しい釣りが展開できると思います。
焼津といったら石津浜かもしれないけど、ぜひ隣の焼津港内にも遊びに来てね。
あ、そうそう。ハタといったら全国的にはキジハタが一番有名だと思うけど、ここ焼津に至っては唯の一度もキジハタが釣れたよっていう情報が入ってこないんだよね。
出さないだけで、実は釣ったことがあるっていう人もいるかもしれません。ボクも全種コンプリートできるようにガンバります。
チャイロマルハタとクエはハードルが高いですが、頑張って下さい。
コンプリートした場合、水神祭を開催しますので、着替えを忘れずに。
>きはるさん
あの白い恰好をさせられるんですか?
よそ者からするとちょっと恥ずかしいです。
ぜひコンプリートできるように頑張ります。