みなさんこの夏はもう夏らしい釣りはされましたか?
夏の釣りといえば一般的に言えばショアジギングでの小型青物とか、マゴチとか、最近ではハタ類も夏の風物詩となりつつありますね。
夏になれば海水温が上がってきますので、高水温を好む魚たちが活発に捕食活動をするようになります。ボクも一番好きな季節です。
時期的には上がり途中で、8月半ば頃にMAX水温を記録するというのが例年の傾向なんですが、今年はすでに今週頭くらいから焼津のMAX水温である28度を記録しだしまして、下がることなく最高値近辺をうろうろしています。
例年と比べると3℃ほど高い状況です。
ボクは毎日海に行ける環境ではないため、実際どんな影響が出ているのかは分かりませんが、これだけ急激に水温が上昇したのであれば何らかの影響はあると考えた方が正しいと思われます。
それが良い方に転がったか、悪い方に転がったかは実際体験してみないと分かりませんが、一応頭に入れておいた方がいいと思います。
それともうひとつ面白いデータを拾ってきたので紹介します。
同じ駿河湾内の御前崎周辺のもっと詳しい水温なんですが、見てもらうと分かりますように水深が深くなればなるほど、どんどん水温が下がってることが見て取れると思います。
焼津港あたりですと、いちばん深いところで10mあるかないかくらいなので、その辺りのボトムの水温となりますと、表層の水温より4~5℃程度は低いということになります。
表層の水温が上がりすぎても深場であれば、まだまだ涼しくて魚にとっては過ごしやすい水温だった・・・
ということも考えられます。
急激に水温が上がってしまったときでも、ちょっと深場を狙ってみれば案外影響が無いのかもしれません。
人間も同じですが、急に暑くなった日は耐えられませんが、それが4,5日続けば身体は慣れてしまうもので、そこまで辛くはなくなってきます。
魚も同じで、急激な変化のときには口を使わなくなってしまうことがありますが、同じ水温が続けば慣れてきてまた口を使うようになります。
その辺の読みも踏まえてポイント選択をしてみると新たな引き出しが増えるかもしれませんよ。
なるほど!勉強になります!!
てか、今年は水温上がり始めが遅かったということだったのに、今じゃそんなになってるんですね…。
>エビちゃんさん
もう海の中は真夏の模様です。
実際どんな影響があるのかは断定できませんが、ポイントの予測を立てるのには利用しない手はありません。
役に立てれば幸です。