人によって釣りに対する姿勢が違いますので、なにが良い悪いというのはありませんが、ボクにとって釣りというのは遊びであって、魚と対峙するという行為自体に楽しみを見出しています。
釣果優先という方もいらっしゃいます。友達とワイワイやるのが楽しいという方もいらっしゃると思いますし、釣った魚を卸している半分漁師みたいな方もいると思います。
ボクとしての考え方は、釣りはあくまで遊びなので、釣果よりもまず安全を第一に考えます。
ですから釣りに使うフックは全部バーブレスと決めております。
最近メタルジグを使うことが多く、もともとついているトレブルフックは外して、アシストフックを自作して取り付けています。
アシストフックの作り方はこちらを参考にさせてもらっています。↓
もちろんアシストフックもカエシを潰してバーブレス仕様にしています。
でもアシストフック用として販売されている針は径も太く、素材も硬くカエシが大きいものがほとんどです。
そうなると、カエシを潰すだけでかなりの労力を要しすごく大変です。しかも、潰した部分から錆びてきてしまうので、なんとかならないものかと考えておりました。
デコイ サーベリクス AS-07
いろんなメーカーのカタログを見ていてちょっと良さげなものを見つけました。
デコイといえば「PIKE」が有名ですが、タチウオジギング用の「サーベリクス」というフックです。
ただのバーブレスではなく、マジックバーブレスという名前が付けられた構造を持つフックです。
本来カエシが付いている場所に、凹みを付けることにより、従来のバーブレスよりバラしにくくて、刺さりは従来同様といううたい文句のフックです。
同じくデコイの「ファルクス」の兄弟みたいな位置づけなので、針径は細いけどフラットには十分な必要強度があります。
実際に使ってみた
ボクが試したかったことは、
1.針先が内側に向いていることによる根掛かりのしにくさ
2.根掛かりしてしまった場合に、針を伸ばして回収できるか?
3.魚が掛かってからの強度、バレにくさ
この3つをチェックしてみました。
根掛かりについてですが、まだ1日しか使っていないので何とも言えませんが、ロストはゼロでした。
普段なら、メタルジグを1個か2個は必ずロストするんですが、1個もロストすることなく1日の釣りを終えたので、ちょっとびっくりしました。
もちろん1回も根掛かりしなかったわけじゃありません。2,3回根掛かりしましたが、ロッドの尻を叩く方法で外すことができました。
1回だけガッチリ根掛かってしまい、反対側に回ってもダメ、竿尻を叩いてもダメ、針を伸ばしてみるかとラインを引っ張って、30秒ほど待ってみましたがダメ、
もう切るしかないかと諦めかけて、最後に悪あがきで竿尻を叩く方法を試したら何とか外せました。
フックを見てみると、半分開いており、掛かりが浅くなったところに振動を与えて、外せたみたいでした。
3番の魚が掛かってからについては、魚が掛かっていないのでわかりませんでした w
これについては、今後に持ち越しです。
もう一点、サーフにはちょっと向いてないなと感じたので、それも付け加えておきます。
ボトムを取るたびにフックの先端が石なんかに当たるような場所では、針先がすぐに丸くなってきましたので、根掛かりの少なめの港湾部専用としておきます。
まとめ
バーブレスフックってなかなか普及しませんね。
管釣りのトラウトは、管理釣り場自体のルールとしてバーブレスが必須なので、必然として普及せざるを得ない状況。
一方、雷魚なんかは強制されていないのに「魚を守るため」という、釣り人のモラルでのバーブレスが普及しています。
ブラックバスやシーバスなんかは、基本持って帰って食べない魚なので、ほぼリリースが前提です。
なのに、バーブレスはまったく普及していません。
エラ洗いする魚だから、バーブレスだとバレやすいからなのかな?
バーブレスがもっと普及して、どこでも買えるようになればいいなと願うかえるくんでした。
まるなかを紹介していただき、ありがとうございます(笑)
少しは参考になっているならうれしい限りです(^^♪
サーフで使うなら、ヴァンフックのジゲンで決まりです!針先の強さは最強クラスですし、伸びません。
>まるなかさん
少しどころかかなり参考にさせてもらってます。
とりあえず、ジグでちゃんとした魚を釣ってみないことには始まりません。
もうちょっと頑張ってみます。