釣りっていう趣味は基本というものがあいまいで、初めての人が適当にやってみてもそれなりの形になってしまいます。
それがいい所でもあり悪い所でもあります。
ルールを教えてくれるところもなければ、道具の使い方もちゃんと教えてくれる場所はありません。だいたいが見よう見まねでなんとなくできてしまいます。
鉛筆の持ち方は学校で教えてくれますが、スピニングリールの持ち方はもちろん教えてくれません。
ボクもそのへんは我流、もしくは雑誌の挿絵で見て覚えた程度でした。プロと呼ばれる方でもスピニングリールを持つ際に、どの指とどの指の間にリールフットが来ればよいかを理由を付けて説明できる人は少ないでしょう。
「どの指で挟んでも自分がやりやすければそれでいいでしょ?」
というなかれ。実際には挟む指が決まっていたのです。
そんな疑問に潮来の村田さんがズバッと解説してくれています。
今までボクの持ち方はリールフットの上に3本の指が乗る、いわゆる3フィンガーでした。
この持ち方がロッドでルアーにアクションを入れる際に、個人的にバランスが良く疲れないという理由で採用していました。
更に激しいロッドアクションを入れるボトムワインドの際には、リールフットの上に4本の指が乗る4フィンガーでした。
さすがにキャストの時にそれだと投げにくいので、キャスト時だけ3フィンガーに戻してキャストしていました。
しかし、正しくは中指と薬指で挟む2フィンガーが正解です。
3フィンガーの場合、キャストの時にラインを人差し指で引っ掛けてベールを起こす際に、ラインローラーとベールアームのつなぎ目部分にラインが必ず引っかかります。
引っかかって取れないというわけではありませんが、つなぎ目部分でラインを弾く形になるので、その時にどうしてもラインに負荷がかかります。
1釣行時に1回くらいなら問題ないかもしれませんが、キャスト毎ですので1日に何百回と負荷を与えていることになります。
しかもほぼ同じポイントに・・・
今までキャスト時に、指を引っ掛ける部分がザラザラになっていたのは実はこれの影響だったのかもしれません。
サーフでよく使用されるPE1.0~1.5号くらいの太さがあれば、そこまで大きな影響はないのかも知れませんが、ライトタックルで使用される極細PEなんかは繊維の一本一本が超極細なんでかなり影響がありそうです。
次回の釣行時、1回目のキャスト前に2フィンガーと3フィンガーでのラインの引っかかり具合を確認してみることをお勧めします。
長年の癖でどうしても治せないのなら、面倒でもキャストの際だけは2フィンガーに持ち替えてみてはどうでしょう。
こちらの気ままに釣行記さんのエントリーが写真付きでわかりやすいです。
スリーフィンガー!自分も一緒ですね!!
丁度その辺りがロッドバランスの中心辺りなので、アクション付けやすかったんじゃないでしょうか?
ツーフィンガーでしたっけ?
確かに村田さんの言う事は理にかなってて、正解というに相応しいとは思いますが、なんか決め付け感が好きくないんですよねぇ〜
てか、一体型のベールは引っかからなくないですか?
むしろ操作…や、なんか毒吐いてますね、自分w
多分、同世代のかえるくんが最近毒っ気ないからですよ!w
>エビちゃんさん
バス用の短いロッドならバランス取れそうですが、海用の10とか11フィートのロッドだとちょっと厳しいかもしれませんね。
でも、実際やってみるとここが引っ掛かるのかよってとこに引っ掛かってます。
毒ガエルをアマガエルに改名しようか考えているところです w