子供のころに食べられなかったピーマンが食べられるようになったり、ブラックのコーヒーが飲めるようになったり、年齢を重ねていくうちに味覚も変化して、昔はだめだったものが食べられるようになったりします。
その逆に、昔は気にならなかったものが年齢を重ねていくにつれて気になるようになってきたりもします。
そんなボクにも、昔は平気だったのに最近は無理っていう食べ物があります。
それが「小便らーめん」
すべてのラーメンというわけではないのですが、美味いと評判のお店に行っても「小便らーめん」だったこともあるし、普通に美味しかった場合もあります。
麺がアンモニア臭がして、すすった時にむせ返ってしまうのです。
発症したのは数年前で、家で生協かどこかで購入した調理済みの冷凍ラーメンを食べた時に発症しました。
鍋で調理しているときはなんでもなく、器に盛った時にもとくに変な感じはしませんでした。
しかし、いざ食べようと麺をフーフーした瞬間、麺から香る小麦の香り・・・
じゃなくてアンモニア臭。
というくだりがありまして、それ以来、NGなラーメンとOKなラーメンとがボクの中で形成されてしまいました。
その後、昔はうまいうまいと食べていた店のラーメンでも、アンモニア臭が気になる店と気にならない店に分かれてしまい、当然アンモニア臭がしない店にばかり行くようになりました。
それ以来、ラーメン屋の新規開拓が恐怖になって、安定しか求められなくなった自分がここにいます。
実際、何がニオウのかといいますと。
どうも製麺するときに加えられる「かんすい」ってやつが問題らしいんです。
かんすいというのはアルカリ性らしく、そのアルカリ性がアンモニアのようなにおいを発しているらしいんです。
麺をゆでる時に、そのかんすいっていうやつがお湯に溶けだして、ニオイを発するみたいなんです。
こだわりのあるラーメン屋ほど独自のブレンドで製麺所に注文するらしいので、その配分次第で小便ラーメンになるか否かが決定してしまうのです。
変にこだわらず、製麺屋で作られたデフォルトの麺のまま使用していればこんなことにはならなかったのに・・・
しかし、この問題には個人差があるというところも問題を難しくしている要因です。
ボクの鼻にはつん裂くような刺激臭が襲ってくるのに、嫁さんは全く感じないようです。
たぶん、あの繁盛店にいる中で刺激臭を感じたのはボクだけだということ。
もし感じていたのなら、あんな風に常連を装って美味そうに麺をすすれるわけがない。
もしかしたらボクの舌が味皇 村田源ニ郎の域まで達してしまったのか?
「教えてくれ陽一君」
「陽一君でなくとも、士郎なら説明できやしないか?」
・・・
ということで、味覚の変化も悪い方に進むと困ったおじさんになっちゃうよっていう話でした。
僕も同じ症状に出くわした事がありましたよ。
よく行くラーメン屋で朝からむせ返りそうになりました。他の店でも同じ事があったように記憶してます。(大丈夫なお店もありました。)
でも、しばらくしたら治りました。その後は何もなかったように最初のお店でも普通に食べれています。 もしかすると食べる側の問題かもしれませんよ。
(僕は当時メンソールのタバコを吸ってました。)
>ゴカイさん
ゴカイさんはしばらくしたら治ったんですね。
ボクもしばらくしたら治ってくれたらいいんですが、
もう5年くらいたつかもしれません。
うまいラーメンが喰いたいです。
それって、アレルギーの始まりじゃなくて?
もしアレルギーだったら大変な事になるね。
>きはるさん
アレルギーはガンガン持ってますんで、
パインもキウイもダメだし、エビのむき身を素手で触るのも無理です w
とりあえずカップラーメンはOKなんですが。