ボクがバーブレスフックを使う理由その1

すべての針をバーブレスに

 

 

ボクは普段の釣りですべてのフックをバーブレスにしています。

 

シングルフックのジグヘッドもそうですし、それに付けるアシストフックの伊勢尼針もカエシをつぶしてあります。メタルジグのアシストフックもカエシなしです。

 

写真のフックもカエシを折ってあります。若干残っていますが、何の抵抗もなく抜くことができます。

 

どうしてそこで徹底しているのかというと、一番は安全のためです。

 

あるとき、家でルアーの整理をしていた時に誤って指にフックを刺してしまいました。メッキ用の細軸の#10のフックだったので刺さった時は大して痛くもありませんでした。

 

刺さった時は「あ~あ、やっちゃった」くらいにしか思わなかったのですが、いざ抜いてみようとしてみると全然びくともしません。

 

プライヤーを持ってきて力を入れてみますがダメです。あんな細い針のあんな小さなカエシのくせに抜けません。はじめは大して血も出なかったのですが、力を入れるたびに血が染み出てくるのであきらめて病院の救急診療に行ってきました。

 

病院では麻酔をかけてもらって抜いてもらうことができたのですが、4000円くらい請求されてしまいました。

 

それまではシーバス・ヒラメ用のミノーのフックはバーブレスにしていたのですが、小物用のミノーは刺さったって大した被害はないだろうと思ってカエシをつぶしたり潰さなかったりして徹底できていませんでした。

 

それ以来、すべての釣り針をバーブレスにするようになりました。

 

子供と釣りに行くことも多いため、万が一子供に釣り針が刺さっても簡単に抜けるように、下手なキャストで他人に引っかけてしまっても大事には至らないように。

 

自分で自分の手に刺すだけだったら別にいいですが、釣り場には多くの人がいるっていうことをお忘れなく。

 

ときどき、カエシまでブッスリいってしまったフックをペンチで気合を入れて抜いて釣りを再開した・・・なんていう話を聞いたりしますが、それってカッコいいですか?

 

そんなことする前に、ペンチでカエシをつぶしておけば、

 

「あ、刺さった、いてっ」

 

「いてーから、そーっと抜こう」

 

で済むことですよね。

 

自分に刺すだけだったら迷惑はかからないですけど、隣の釣り人や見物客なんかを引っ掛けた日には、損害賠償とか慰謝料とか、下手すりゃ裁判沙汰になるかもしれません。

 

ルアーなんて針の塊を投げているようなもんですから、はっきりいって凶器です。

 

しかも、その針が刺さったら抜けない針だなんてホラーですよね。

 

ボクだったら、たった1匹の魚より、身の安全の方を絶対に選びます。

 

ボクがバーブレスフックを使う理由その2

 

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