長いこと慣れ親しんだものは、もう身体が覚えちゃってるんですよね。
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なにがって?
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リールを巻くのに右巻きか左巻きかの話ですよ。
先日、右ハンドルのリールが取り付けられたロッドを振る機会があったんですよ。
ボクは右利きということもあり、普段は利き手である右手でロッドを持ち、左手でリールのハンドルを回すというスタイルで釣りをしています。
もともとは右投げ右巻きでしたが、今から25年以上むかし、たぶん中学生か高校生の時に右投げ左巻きに修正した記憶があります。
当時はかなり苦労しましたよ。釣りの雑誌か何かで、
「ルアーフィッシングでは利き手で投げて、そのままロッドを操作した方が効率的だ!」
なんて言葉を見たもんですから、時間を見つけては左手でリールをクルクル回すのを日課にして、しばらく練習を繰り返し、なんとか右投げ左巻きを身につけた気がしますw
あれから25年、もうボクの身体は右巻きを受け付けない身体になってました。
キャストするのにも、いつもと違う方に変なもの(ハンドル)が出っ張っていて、投げるとき手に当たるんじゃないだろうかという不安。
リールを巻くのに至っては、子供の頃うまく左巻きができなかったときの葛藤がよみがえり、右手がガクガクしてキャストしたルアーを最後まで回収することができませんでした。
まあ、今さら変えるつもりも必要もありませんが、「慣れ」についてのなかなか面白い体験だったので、紹介してみました。
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