まだまだ防寒ネタが続きます。
冬場の釣りでみなさん必ずと言っていいほど使用しているグローブですが、
ネオプレーン素材のグローブで、最近やたらと
「タイタニュームとかチタンコートであったか♥」
というフレーズを聞くと思います。
両者とも同じネオプレーン素材で、チタンのフィルムを貼ってある素材です。
しかし、価格を見てみると倍くらいの価格差があります。
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ボクはこれは単にブランド力の差かな?と思っていたんですが、どうやら違ったようです。
素材自体が別物で、構造的にタイタニュームグローブの方が保温力が上であるようなのです。
タイタニュームα
出典:双進
タイタニューム・アルファというのはチタンの層がグローブの表面と裏面の両方にインサートされている5層構造で、表面は外からの外気をシャットアウトし、裏面は内側からの体熱を反射し、熱損失を防いで暖かさをキープしてくれます。
それにより、普通のネオプレーン素材のグローブに比べ約40%もの保温力がアップしています。
チタンコートグローブ
それに対し、チタンコートグローブというのは素材の裏面のみにチタンの層がインサートされている、1層のみのチタンコートなのです。
上の理屈でいくと、内側からの体熱はキープしてくれますが、外側からの外気のシャットアウト性能は弱く、チタン2層のタイタニューム・アルファと比べると若干断熱性能が劣るということになります。
機能面で選べばタイタニュームグローブ
性能で選べばタイタニュームの方に軍配が上がりますが、さすがに真冬のホンキで寒い時期にはこれ1枚では無理でしょう。
中にもう1枚、発熱素材のインナーグローブをプラスしてやると、真冬の釣りでも何とかしのげるレベルにはなります。
ボクはかなりの冷え性なので、ロッドを持ってキャストする右手は3本指出しグローブ、リールを巻くだけの左手は指が全部隠れるタイプのグローブをはめていますw
ラインを結ぶ時にはしょうがないのでグローブを外して結びます。
そうすると、どうしても結びなおしたくないので、根掛りしそうなきわどいポイントを攻められず、魚からのコンタクトも減り、さらに釣れないスパイラルへと突入してしまいますw
だから、冬の釣りは嫌いなんですよね。
はぁ~、冬でもへっちゃらな、代謝のよい身体がうらやましいです。
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