メッキ狙いでメタルジグを使う5つの利点

メッキ狙いのルアーを挙げろと言われれば、多くの人は5センチくらいの小型ミノーを挙げるでしょう。

ボクもメッキといえば、腱鞘炎になるくらいの激しいミノーのトゥイッチングというイメージを持っています。

しかし、昨シーズンからメタルジグがかなり良く釣れるということが分かり、最近はもっぱらメタルジグオンリーです。

そこで自分なりに、なぜメッキ狙いにおいてメタルジグが有効なのかを考えてみました。

 

 

1.飛距離がすごい

金属の塊ですからもちろん飛びます。最近のミノープラグは重心移動が付いていたり、タングステンウエイトが内蔵されていたりして、一昔前に比べれば飛ぶようになりましたが、まだまだメタルジグにはかないません。

 

遠くでメッキのナブラが出ていた場合、ミノーより10~20mも余分に飛ばすことができれば釣れる確率はぐっと上がります。

ナブラが出ていなくて、どこに魚がいるかわからないときにも飛距離が出せれば、広範囲に魚を探すことができます。

飛距離は武器です。

 

2.深場を探れる

ボクはメッキが水面にでていないときは、基本的に海底付近を回遊していると考えます。メッキというのは回遊魚ですがかなりストラクチャーが好きです。

テトラの近くでメッキを狙っていたりすると、テトラの下からメッキが飛び出してきたりするのが見えます。

 

ですので、普段泳いでいるときにもストラクチャーを意識していると考えられるので、海底というストラクチャーの付近を泳いでいると考えます。

ボクのがメッキ釣りをする港湾部では浅くたって水深3mくらいあります。シンキングミノーでボトムを探ることはほとんど不可能ですが、メタルジグならば3~5秒待っているだけで着底します。

 

仮に、魚の居るレンジが上層だったとしてもカウントダウンを早めで切り上げれば、どのレンジだって対応可能です。

魚の居るレンジを探れるという点において、メタルジグ以上に効率的なルアーは考えられません。

 

3.疲れない

ミノーのトゥイッチングは本当に疲れます。メッキのシーズンである9~12月をトゥイッチングだけで通せば、腱鞘炎は免れないでしょうw

メタルジグでもトゥイッチングはできますが、もっと楽な方法で釣れます。

 

それは、ジャークとリフト&フォールの釣りです。

ボトムに着いたら1秒に1回くらいのジャークをしながら巻いてくると、ボトムから上層まで探れます。

 

ボトムだけを狙いたい場合はボトムから1mくらいを意識してのリフト&フォールをすればボトムだけを狙うことができます。

これだと、ホントに身体が楽です。体力の落ちてきた40才手前の身体には激しい動きは禁物です。翌日の仕事に響きますからねw

 

4.ルアーのシルエットが小さい

通常使う5~7gのメタルジグであればルアーの長さも3~4センチと小型です。一方ミノーはといえば5センチくらいで、ボリュームもありますのでアピール力はありますが、食べやすさからいえば細身のメタルジグの方が一枚上手です。

サイズ関係なく小さいのから大きいのまで釣るのであれば、メタルジグの方が有効と考えられます。

 

5.経済的

なんてったってメタルジグはミノーに比べて値段が安いです。ミノーは安いものでも1000円、高いと1500円以上しますが、メタルジグは500円です。

2~3倍の価格差があります。ミノー1個を買うより、色違いのメタルジグを3つ買った方が、スレてきた場合にカラーチェンジでスイッチを入れなおすことができたりするので、良いと思います。

 

釣り具屋さんはミノーを奨めます。単価が高いですからね、商売だから仕方ありません。

こづかい制のサラリーマンでもメタルジグはロストしてもなんとか我慢できる値段です。ほとんど根掛りもしませんしね。

 

ちなみに昨シーズンのロストはスナップを締め忘れてキャストしてなくしたのと、ルアーチェンジの時にボックスから落として海に消えたやつだけで、根掛りはほぼなかった気がします。

みなさん、メッキ釣りにはメタルジグを使ってみましょう。引き出しが増えますよ。

 

↓普通のメタルジグが一番使いやすいです。

 

 

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