ボクはヒートテック信者でした。
10数年前に発売された当初からのヘビーユーザーです。
当時は普通のツルンツルン素材でしたが、とても暖かかったのを覚えています。その後ワッフル素材の物の方が暖かいと分かると、それに乗り換えました。
そして近年では通常素材よりも分厚い素材の「極暖」なるものが登場し、その暖かさに身を委ねていました。
今シーズン登場の「超極暖」はさすがに静岡では熱過ぎるかと思い、手を出してはおりませんが・・・
11月ごろより着用を開始し、4月いっぱいまでのほぼ半年をヒートテックを着た状態で過ごしております。脱ぐのはホントにお風呂に入る時だけですね w
そんなヒートテックLOVEなボクに、嫁さんが一言
「ヒートテックタイツ穿かずに暖パン穿いた方があったかいゼ!」
おいおい、そんなはずねーだろ、何を言っているんだこの女は、
ヒートテック舐めんなよ!
と思いながらも、試しにタイツなしで内側フリースの暖パンのみで一日過ごしてみることに・・・
「あ、あったけぇ・・・」
普段ヒートテックタイツを穿いているときと同じくらい暖かい、逆に穿いてない方が暖かい・・・とまではいかないけど、なしでもじゅうぶん暖かい。
今までのヒートテック信仰は何だったんだ、これじゃあ、オレに穿きつぶされてきたヒートテックタイツたちがうかばれないじゃないか・・・
ということで、暖パンがあれば、ヒートテックタイツはいらないよっていう話でした。
ヒートテックというのは身体から発汗された微量の汗を熱に変換させることによって、暖かくなる仕組みです。
ですので、ただ着用しただけでは全然暖かくありません。ちょっとでも動いて発汗しない限りはただの布です。
でも、動いたりして汗をかくということは、身体も暖まっているということで、体が温まったところに、更に布が熱を発するので、熱くなりすぎるというきらいがあります。
じゃあどうすればいいのかということですが、体温は皮膚からも放熱されています。その放熱された暖かい空気を溜めこむことができればいいわけです。
穿くとピッタリと肌に密着してしまうヒートテックタイツは、暖かい空気の層がほとんどありません。
極暖→超極暖となっていくにつれ裏起毛の量が増え、暖かい空気の層が若干増えていきますので少しずつ暖かさは増えていきます。
暖パンには、ズボンの内部にフリースの暖かい空気を溜めこむことができる層があって、その空気を逃がさない構造になっているため、タイツなしでもじゅうぶんに暖かいのです。
しかし、ジーンズやスラックスなんかは、なにも防寒構造になっていません。タイツを穿かないと寒いだけですので、気をつけてくださいね。
文章が面白い。
ハードヒートテッカーとしてとても参考になりました。
嫁さんにお願いしてみます。
>きはるさん
参考にしていただけて光栄です。
きはるさんも信者だったんですね w
内側フリースは反則級です。ぜひお試しを・・・