釣りを終えて家に帰ってから、道具の手入れはきちんとしていますか?
ボクは基本水洗いだけですが、割ときちんとやる方です。
最近のルアー用のトレブルフックって錆びにくくなりましたよね?
水洗いと乾燥だけでほとんど錆びないですもんね。だから、ルアー用のトレブルフックはとくに問題ないんです。
問題あるのは、エサ釣り用の黒い針です。
あいつらは、ちゃんと水洗いしてても気付けば錆びてやがるんですよね。
ボクの場合、クロダイの落とし込み用に使ったり、メタルジグのアシストフック用として黒い伊勢尼針を自作で結んだりしていたんですけど、まあ、すぐ錆びちゃうんですよね。
一回の釣行くらいはとくに問題ないんですが、2回3回と回数を重ねていくと、だいたい3回目くらいの釣行くらいから全体的にサビっサビになってしまいます。
他の、銀色とか金色の針はそんなすぐに錆びたりはしないんですけど、ホント黒い針だけはダメですね。
金色もちょっと錆びやすいなとは思っていましたが、黒に至ってはその比ではありません。
ということで、インターネットを使って調べてみました。
参考になったのは、釣り針メーカーのサイトです。「はり秀」とか聞いたことない名前ですけど、住所がオーナーやがまかつと同じ兵庫県で、兵庫県釣針協同組合の組員ということなので、信頼できるでしょう。
一番良く目にする銀色の針はニッケルメッキ。
そして、金色の針は文字通り金メッキ。
そして、問題の黒い針はメッキではなくただの黒色の焼き付け塗装なんだそうです。
メッキの被膜がなされていないってことは、その分銀や金色の針よりも皮膜が薄いってことなので、どうしても錆びやすくなってしまうのですね。
ということで、黒い針は錆びやすいので、何回も繰り返して使うような用途には向いていないということでした。その代わり、早く錆びるということを針の劣化と考え、早めの交換をして次に備えるということが嫌でもできるというのが利点かなと思いました。
同じ黒い針でも、ツヤのある黒い針も売っているのをご存知かと思います。こちらはガンブラックのメッキ処理がされているので、こちらは錆びにくいという利点があります。
ルアーフックでも、黒くてピカピカしているフックがありますよね。あれとか、クロダイ用の針でもときどき見かけます。
他にも赤針は見たことありますけど、青とか緑なんかもあるんですね。
針の世界も突き詰めていけば、なかなかディープな世界が広がってそうですね。
ということで、黒いツヤのない針はメッキ処理が施していないので錆びやすいということでした。
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