代掻きの入る直前のリバー釣行

 

この地方ではGWはお茶摘み、それ以降に田植えっていう人々の営みがあります。

 

親戚が農家だったりすると、5月の週末はそれらの作業に駆り出されて休み返上で働いているっていう人も多いんじゃないでしょうか?

 

まあボクは小さいころからそれらとは無縁の生活を送ってきましたので、農家の人たちの大変さはまったくわかりません。

 

学生時代、GWにバイトを休みたくて、お茶摘みの手伝いがあるのでっていうウソの理由として使ったことがあるくらいですね(笑)

 

ということで、ボクにとって田植えの時期は河川や港内に代掻きの濁った水が流れ込んで、それが自分の釣りに影響が出るってくらいのものでしかありません。

 

海に流れ込んだ場合だと、濁った水は比重が軽いので、表層はカフェオレ色になりますが、中層より下の層は案外澄んでいて、そこまで影響はなかったという記憶があります。

 

一方、河川部だとあんまり良い思い出がないので、今年もちょっと不安ですね。

 

今回の釣行は、ところどころ田んぼに水が入りはじめましたが、まだほとんど影響がない状態での釣りとなります。満潮が6:40で朝マズメまで流れがほとんどない状態なので苦戦するだろうという予測のもとスタートです。

 

流れが無い = スネコン50でほんのわずかでも流れを探す

 

という公式がボクの中で出来上がりつつありますので、スネコン50からスタートします。

 

まったく流れが無いのに、狙うポイントには鯉がうようよしているようで、時々鯉の背中に当たって引っかかりそうになるのをうまく外していきます。

 

暗いうちはベイトの動きもありませんでしたが、薄明るくなり始めるとベイトは水面に群れだします。本来下げの流れがある状況でしたら、ここでボイルが起こるはずなのですが、本日はセイゴの捕食音すら皆無でした。

 

ここ数日雨が降っていないので、水は透明、流れは無し、これで夜のブラインド効果まで無くしたら釣れる気配まったくなしです。ですので、明るくなる前になんとかしたかった。

 

 

一応何とかなりました。30センチあるかないかくらいでしたけど、スネコン50で水面直下をゆっくり巻いてきたらヒットしてくれました。

 

ホントにスネコン50は頼りになります。ブルーブルーのルアーでも比較的安価で簡単に手に入るので、買っておいて損はないと思います。

 

その後も相変わらず水面にボイル等は出ないので、ワームに替えて下のレンジを探ってみますが、これっきりでした。シーバス系は今日は入ってきていなさそうでした。

 

流れが出始めるまでいったん別の川の様子を確認に行ってきます。こちらももちろん流れが無いので、釣れる気配はゼロ。若干濁りがあるので、魚いるかも?と思いましたが、まったく反応なしでした。

 

次のポイントは最初の川のちょっと下流ポイント。

 

前回目を付けておいて、グーグルマップで駐車できそうな場所を見つけておいたポイント。

 

↑ 小規模河川での釣りで一番大変なのが駐車ポイントなんですよね。近所の人に迷惑が掛からないような場所で、夜中のこともあるので、車のドアの開け閉めにも気を使ったりして。

 

6:00くらいと戻ってくるのが早かったので、流れ出すのはまだかなと思っていましたが、水面の泡が少し動いているので、まったく流れていないというわけではないね。

 

一投目、フラフラをキャストしてキビレが追ってくるのが見えました。何回も同じルアーを投げてもスレさせるだけだと思い、2投目は0.9gのJHにイージーシャイナー2インチをセットしたのをキャスト。

 

 

そしたらうまいことヒットしました。

 

久しぶりにドラグを出されるような魚で楽しめました。

 

 

40センチにちょっと欠けるかなってサイズでしたので、キビレとしては良型ですよね。

 

長いタモ使ったのいつ以来だろう? 最近はほとんど水面に手が届く立ち位置でしか釣っていなかったので、タモの伸ばし方忘れてなくて良かったです。

 

やべぇ、入れ食いポイント見つけちゃった?と思いましたが、その後は2回ほどワームをつつくくらいのアタリしかなくて、ぜんぜん入れ食いポイントじゃありませんでした。

 

先日、イージーシャイナーの3インチを使ってみたのですが、今の時期のハクだと2インチの方が合ってそうだと思いアマゾンで追加購入しといたやつだっただけに、してやったり感満載でした。

 

形状的に普通のシャッドテールですが、テールをスイングさせるだけじゃなくボディがローリングしてるところがポイントだと思います。実際動かしてみるとほんと釣れそうな動きしてるから試してみてね。

 

 

今回は流れも無くて苦戦しそうな気しかしなかったけど、終わってみればシーバスが居なくてもキビレは実は居るかもということが分かったし、新規ポイント開拓も一応成功したということで、価値のある釣行だったのではないでしょうか。

 

ロッド:メジャークラフト トリプルクロスアジング TCX-T682AJI
リール:ダイワ ルビアスFC LT2500S
ライン:シマノピットブル8+0.4号
+ フロロショックリーダー1.2号
ルアー:スネコン50等

 

 

 

 

 

 

 

 

Commentsこの記事についたコメント

2件のコメント
  • きはる より:

    状況判断力が素晴らしいと思います。
    趣味を極めるスタンスですね。
    ※私はダラダラとやっている感を出しているだけ・・・
    ピットブル8は特に問題ありませんか?1回使いましたが高切れ等で使いにくかった印象ですが、河川使いの方がハードだと思いますので、私の使い方が悪かったのかな?
    港内はボチボチ動きが出てきたので、まあまあ楽しめそうです。

    • かえるくん より:

      >きはるさん

      ありがとうございます。
      やるからには釣りたいので、いつも本気です(笑)

      ピットブル8+に関しては今回のは1回目を1年半ほど使用して問題なかったので、
      2巻目になります。個人的な感想としてはぜんぜん使えるって感じですね。
      わりと安くなることもあるので、次回も安い時に買って使うと思います。
      港内はチビモンが出てきたみたいですね。またチャイマルとか期待してますよ。

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