わたくし、長らくの間港湾フラットゲームに使用するジグヘッドとして、ダイワのシーバスジグヘッドSSを愛用しておりましたが、このたびジグヘッドを変更することになりました。
フラットジャンキージグヘッドSS
2015年シーズンくらいから店頭で見かけるようになっていたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、わたくし今シーズンからやっと手に取って使うようになりました。
今までのシーバスジグヘッドSSと比べると、14gの重さで店頭販売価格が、シーバスジグヘッドは3個で500円くらい、フラットジャンキージグヘッドSS(以降FJジグヘッド)の方は2個で500円くらいと若干高めだったため、手を出さずにいました。
使ってみようと思ったきっかけは自慢のかえるくんアシストが、ヒットして合わせた時の衝撃で切れてしまったことにあります。
チェックを怠った自分が悪いのですが、かえるくんアシストでは魚を2,3匹掛けた後、魚の歯でザラザラになってしまいます。PEの5号は引っ張り強度は強いのですが、擦れにはそこまで強くありません。
そこで、ジギング用のザイロンラインを使いたいなと思ったのですが、シーバスジグヘッドには小さなラインアイが一つしかありません。
そこに太いザイロンラインは通りません。スナップやスプリットリングをラインアイに通してからそれに結ぶっていう案もあったのですが、スナップ1つを通してもういっぱいなので2つなんて通りません。
そこで見つけたのがFJジグヘッドだったのです。
無駄にラインアイがたくさんついているわけじゃなかった
見ての通り、ラインを結ぶ穴がたくさん開いています。一見「こんなの全部使わないよ」と思うかもしれませんが、それが、全部必要な穴だったのです。
もちろんボクの場合は上向きでしか使用しませんので、②のスポイラー状アイにスナップでメインラインをつなぎます。
上側にある①のアイには#3のスプリットリングを介してアシストフックをつなぎます。そうすることにより、太いザイロンラインでアシストフックを結ぶことが可能になります。これで、魚の歯によるダメージはほとんど気にしなくて済みます。
下側にある①のアイにはキラキラをつけることができます。#2のウイローブレードを取り付けることにより、ブレードのフラッシングによるアピールを追加しました。
よくブレードを取り付けるのに高級なベアリングスイベルを用いられることがありますが、あんなのもったいないので、スプリットリングとサルカンで付けましょう。そこまでの回転性能は求めていないので、サルカンでも充分回ります。
とりあえずキラキラさえしてくれればOKです。
ローリングスイベルには塩ガミによる固着の恐れがありますが、サルカンならそこまで精密ではないので、釣行後「洗うの忘れた~」って場合でも問題なく回ります。
3つ付いているアイはそれぞれ仕事をしてくれます。無駄なく使ってあげましょう。
サーフで使う方なんかはヒラメシャフトなんかを取り付けて、トレブルフックを付けてみるのも良いんじゃないでしょうか。
使用感
使用感ですが、非常に良いです。
着底時に斜めに立つということみたいなので、根掛かり防止にも役立ちますし、小魚がボトムのエサを突っついている姿勢を演出できるので、良いと思います。
フックの太さも割と細めですが充分な強度もあり、ワームも刺しやすいです。サクサスはシーバスジグヘッドSSの時から鋭さが気に入っていたので、そこも評価できます。
⑥のワームキーパーはいらないかな。ボクはワームを接着剤で必ずくっつける派なので、これはいりません。
スポイラー状のアイにスナップでメインラインを取り付けることにより、キャスト時に若干重心移動して飛距離が伸びるかもしれません。
これはカルティバのファイアヘッドにも同様のものが採用されていたので、形状が似ているから多分飛距離が伸びるんでしょう。ボクはブレードをつけてしまったので、その抵抗の分だけ、従来品より飛距離が落ちた気がします。
そして、リフト&フォールをしたときに、このスポイラー状のアイの中をスナップが滑ることによって、「コツン」という小さな衝撃が手元に伝わってきます。慣れないうちはアタリと間違えてしまうかもしれないので、これは覚えておいた方がいいです。
ボクもこれを使った最初の釣行時は「今日は小さいやつがよくつつくな~」なんて思いながらやってましたwww
今後のメインジグヘッドとなりうるのか?
シーバスジグヘッドSSと比べると若干の価格アップはしますが、シーバスジグヘッドは本来はシーバス狙い用。しかし、FJジグヘッドSSは正真正銘フラット専用なので、フラットアングラーのかゆいところに手が届く的な商品だと思います。
色は3色ありますが、50円多く出して色つきを選ぶ必要はないと思います。ノーマルでもラメがついているので充分アピールしてますから。
今後、ボクはこれをメインに変えていくと思います。ボトムワインド用にはは尺ヘッドがあるし、リフト&フォールやスイミング的な使い方に関しては、これがボクの使い方に一番マッチしていると思います。
オススメです
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