今まで、ホッグ系(甲殻類)のワームのスイミングはナシだと思ってました。
だって、カニやエビってそんなにむやみやたらと泳ぎまわるイメージないじゃないですか?
エビは泳いでいるかもしれませんが、後ろ向きには普段泳ぎませんよね。危険を感じて逃げる時は後ろ向きに逃げますが、基本は前向きで泳ぎます。
だから、ホッグ系のワームでスイミングっておかしいんじゃないかと感じていました。
でも、それでも魚は釣れているのでなんでかな?とずっと考えていました。
朝から晩まで気になってました。
仕事も手につきません。
そして、考え抜いた末に一筋の光が差し込みました。
「バグアンツはイカだ!」
そうだ、魚からはイカに見えているに違いない。
釣ったハタの口からよく、半分消化されたイカっぽい軟体動物が出てくるのを思い出しました。
ワタリガニっぽいのも出てくることもあるし、カワハギの子供も出てきたことがあります。
オオモンハタは中層でイワシなんかを追い掛けていると言われているけど、基本の住処はボトムなので、普段はボトムに生息しているベイトを追いかけているのです。
たまにはイワシも食べたりするけど、いつも居るわけじゃないから基本はボトム系のエサをイメージしてあげた方がいいのです。
(ボクのホームの焼津に限ってはね。他所では違うかもしれませんけどね。)
ボクは基本的にシャッド系のワームしか使わないのですが、バグアンツでけっこう釣っている人がいるので、なんであんなもので釣れるのかなといつも思っていました。
40センチのマハタだったり、キビレだったり、なかなかいいものが釣れているんですよ。
先日、堤防際にアオリイカの新子が群れていたので、試しにバグアンツを泳がせてみました。釣ろうとしたわけじゃないですよ、似てるかなと思って・・・
「バグアンツってイカじゃん」
2本の長い触角はイカの触手だし、サイドの短い脚はエンペラがヒラヒラしてるみたいだし。
そう、この秋口の時期になると、どこの港でもアオリの新子が沸いてきます。どう考えてもフィッシュイーターの恰好のエサですよねアレ。
港内のいたるところでフワフワと浮いています。
あれをイメージしてボトム付近を中心に、フワフワさせてあげればこの時期を待っていたフィッシュイーターたちはイチコロです。
ボクも早速、アオリの新子っぽいカラーのバグアンツを追加購入してみました。
みんなも試してみてね!
たしか2,3個残っていたな。
やってみますよ。
釣れるワームとは思っておりますが、フグの猛攻が凄く、触角とか脚がすぐに無くなっちゃうのがストレスなんだよね・・・・
フグの反応が良すぎるのか、フグしか居ないのかって位に直ぐにかじられるイメージが強いです。
よって、現在2軍生活です。
秋限定で1軍昇格も有ですね。
>きはるさん
そうですね、フグの存在を忘れてました。
是非フグの居ないところで使ってみたいですね。
本当なら自分が釣果を叩きだしてから紹介したほうがいいと思ったんですが、なにせ実戦の機会自体が少ないもので・・・
ならば、みんなに試してもらおうという魂胆です。