2018.06.10　天気：曇り　満潮2:15（140）　干潮8:53（45）　 中潮　風：北東3

台風の進路が逸れてくれて助かりましたね。

一時は週末釣行自体が危ぶまれるかと思っていたんですが、なんとか雨ももってくれて釣りに行くことができました。

その代わり、酷い風でしたけどね。ナライビュービューで焼津港内だとキャストできるようなポイントもロクにありません。

ナライポイントも台風よけの船が停泊していて、キャストするスペースがありません。途中で出会ったきはるさんも投げれるところが無いといって、早々に退散してしまいました。

さすがにボクも、フラット狙いは難しそうだったので、バッグの中でいつでも待機していた「アレ」に出動してもらうことにしました。

アレ

アレっていうのは、イガイ型ルアー「落とし貝R」です。

ボクの釣行記でもたまーに登場するやつです。

NEVER LATE JAPAN 落とし貝R

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キャストできない、濁りがきつい、ゴミがすごい、海が荒れ気味とくれば、これくらいしか港内でできそうな釣りはありません。（エサ釣りは抜きでね）

やり方は簡単で、竿一本分くらいラインを出して、それを壁際に沿ってそーっと落とし込むだけです。リールは巻きません。

ロッドが水面付近まで来るまで落としこんだら、1mくらい歩いてまた落とし込むの繰り返しです。

やり方を口で言うのは簡単ですが、これだけ風が吹いているとラインが舞い上がってしまい、壁際ギリギリに落とし込むのは案外難しいんですよ。

実釣

ポイント一カ所目。ここの岸壁は長さが50mくらいあり、所々にダンパーとでっかいウキみたいなものがある場所です。

進行方向から風が吹き付けるので、思うように落ちていってくれません。ボクは右利きで左方向に進んで行く方がやりやすいのですが、一旦水からあげるとビューっとルアーごと舞い上がってしまいます。

なんとか、50mを釣り切り次のポイントへ移動です。

次は長さ15mくらいしかない岸壁ですが、風裏になっていて釣りはやりやすいです。ゴミも溜まっていてストラクチャー的にも申し分ない感じです。

角から2落とし目くらいで、コツコツっとアタリがありましたが、アワせられません。落とし貝Rにはなんとなくそれっぽい歯形がついており、悔まれます。

これまでの釣行でも何度かアタリはあり、なかなかアワセきれなかったので、落とし込みって難しいなと思いながら、2～3歩進みながら落とし込んで行きます。

落ち葉がいっぱいあるけど、他にストラクチャーっぽいものが無い場所に落とし込んでいくと、いきなり

ギュイーーン！！

とひったくられました。

突っ込みにドラグも出ます。

でも、あまり持久力が無いみたいです。すぐに浮いてきたので一年ぶりくらい w　にネットを使ってゲーム終了です。

42センチってなかなかいいサイズなんじゃないでしょうか？

ポイント的にアレな場所なんで、ニオイきつめで食用には適さない感じでしたけど・・・

その後、ポイントを2カ所回りましたが、そちらでは反応がありませんでした。

まとめ

実をいうと、あんなイガイ型ルアーで釣れるなんて今までずっと半信半疑でした。

自分で一匹釣ってみないことには始まりません。たぶんボクのように半信半疑の方も多いと思われますが、こんなキャストができないような日には活性が上がってくれるということも確かです。

ゴミがあったり、濁りがあれば尚よろしなので、普段の釣りができない時こそがチャンスタイムです。

どこの港でも通用する釣りだと思いますので、ぜひ試してみてほしい釣りです。

ロッドもリールも普段使っている物そのままです。ボクは8.5フィートの強めのメバルロッドにダイワの2500番のリールに0.8号PEリーダーは2号のフロロに伊勢尼11号直結です。

なにはともあれ、久々の魚にホッとしたかえるくんでした。