8ビッグファイト

ジィィィッ

掛けた途端、ヤツは走り出した。

10メートルほど走った後、海底に張り付いてまったく動かなくなった。

根に入られたのかと思ったが、このポイントに根なんかないのを思い出す。

渾身の力を込めて引きはがしにかかる。

動かない・・・

PE0.6号とノットの強度を信じて、もう一度リフトする。

少しずつ動くが、水のたっぷり入った肥料袋のように重い。

テンションを緩めないように注意しながら、巻いては出され巻いては出されを

繰り返しながら、寄せてくる。

だんだんギャラリーも集まってきた。

「あんた達が期待しているような獲物じゃないぜ」

心の中でオレはつぶやく。

大方予想は付いているが、万が一のこともあるので、慎重にやりとりする。

だんだん浮いてきて一瞬白っぽい腹が見えた、もしかしたら・・・

そこでヤツはまた走った。

またやり直しだ。

そしてやっと水面に現れたのは大方の予想通りの相手だった。

それと同時に離れていくギャラリーたち

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楽に5キロはありそうなアカエイだった。

 

あまり歓迎されるような相手ではなかったが、ファイトだけで判断すれば、

おもしろいので、アリだ。

そして、オレはパンパンにになった腕をさすりながら、

心地よい疲労感とともに帰路についた。

 

 

じつは、この前に同行者が50オーバーのヒラメを上げたので、

悔しくて粘っていたところでのヒットだったので、期待したんですが・・・

そううまくはいかないですね。

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7/3 大潮 満潮3:38 干潮10:30 風 西南西3

 

 

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