DUOのタイドミノーシリーズがパッケージリニューアル&ニューカラーをまとって、価格を下げて登場しました。
10年くらい前のモデルですが、当時はバリバリに魚を連れてきていたルアーなんで、現在でも使えば普通に魚は釣れると思います。
タイドミノーリップレススリムなんて、店頭に並んでいたのをほとんど見たことがなかったので、知らない人も多いんじゃいかな?
でも、最新ルアーのような真新しさはないので、人間を釣るのには若干物足りない気もしないでもないですが・・・
そこはプレゼントキャンペーンで補おうってことかな?
金型の再利用?
ルアーって、人気があれば毎年毎年再製作するので、その金型は生きています。でも、人気がないルアーだったりすると、新発売の時にまとまった数を打って、それ以降は日の目を見ないっていうことも多々あります。
今回のタイドミノーシリーズの位置づけとしては、「SURF」と「SLD」はそれなりに売れて、3~4年は打っていたと思われます。「リップレススリム」は人気がなさそうだったんで、もしかしたら1回こっきりだったかもしれません。
どちらにしても、最近はほとんど打っていなかったと思われますので、これらの金型は4~5年くらいは倉庫の奥でほこりをかぶっていたと推測されます。
金型なんて、倉庫で眠っていても1銭もお金を生んでくれませんので、メーカーとしたらなるべく動かしたいわけです。
今回の選択は、倉庫で眠っている何十あるいは何百という型の中から選ばれたということでしょうから、何か意図があったのでしょう。
DUO社は最近ヒラメばかりで、シーバスに力を入れていなかったから、これを機にシーバスにも力を入れていくとか!?
初期投資が一番お金がかかる
ルアー制作って、最初に設計デザインから、テスト、金型作成、それから販売という流れですので、最初が一番お金がかかります。
2年目以降は人気があれば、また再製作するんですが、そこからはお金のかかる部分は省かれて、打って、組み立てて塗装してパッケージに詰めて売るだけなんで、儲かるだけなんです。
長年売れ続けているルアーなんて、何にもしなくても利益が上がっていくので、メーカーとしたらウハウハなわけです。
レンジバイブとかコモモとかサスケなんか黙ってても売れるわけです。でも、更に売り上げを伸ばしたいがために、新しいカラーを塗って売ったりするもんですから、みんな引っかかっちゃうわけです w
長年にわたって売れ続けている定番ルアーは全部値下げすればいい
ほんと、これは消費者として強く願うことです。
初期投資として、金型代が100~200万、完成形にするまでに費やすテスト代やら、なんやかんやを合わせていくらになるのかわかりませんが、
1個1500~2000円のルアーが3万個も売れれば(どのくらいの数がヒットルアーの水準かわかりませんが・・・)4500~6000万円にもなるわけですから、十分初期投資の額くらいは賄えると思います。
2年目以降はただ純粋に組み立てて売るだけなんで、人気ルアーとなれば、儲かって儲かってしょうがないんじゃないかな?
だから、長年売れ続けているルアーは値下げして、もうちょっと消費者に還元するべきだとボクは思います。
ですから、今回の値下げリニューアルキャンペーンはすごくいいことだと思います。これにならって、各社値下げの方向に動いてくれたらどんなに消費者にとってうれしいことでしょう。
特にimaさんどうでしょう ww
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