リーダーは大容量巻きを買うのが賢い選択なのか?

先日、愛用しているフロロカーボンの5号のリーダーをついに使い切りました。

どのくらいの期間で使い切ったかといいますと、たぶん10年以上、下手したら15年くらいかけて一つのスプールを使い切りました w  長かったです。

途中、ライトゲームしかやらなかった時期もありますし、釣り自体ほとんどしなかった時期もありますので、実質の期間はもっと短いと思いますが、

それでも長持ちしましたね。

 

当時、この船ハリス5号100mが1000円くらいで安売りをしていたんです。

リーダーなんてフロロでそれなりの太さがあれば、魚とのひっぱりっこで切れるわけないですし、特にこだわりもありませんでしたから安くて量が多いってことで選びました。

でも、プロじゃあるまいし、毎回毎回リーダーなんて結び替えたりしませんよね?

根掛かりしたり、魚を釣り上げたりしたときには一応チェックしますが、何にもないときなんて5釣行~10釣行くらい同じリーダーで過ごすこともあります。

リーダーの長さも、ボクはリーダーをガイドに入れない派なので、1回に使う量は1m~1.5mくらい。

100巻きのラインですと、70回くらいは使える計算になります。

ということなんで、10年以上も長持ちしてしまったんですね。

 

フロロは経年劣化しないのか?

使用するときに、スプールに巻いてあるラインに何か違和感を感じたのなら、使用することはないと思うんですが、毎回使用する分だけ取り出してみても、特に変わったところが見受けられなかったので、普通に使っていました。

置いてある場所も車の中とかで、保管環境も良いとはいえない場所に保管してあったのに、品質が悪くならないというのが不思議です。

でも、実際には目に見えない劣化が起こっていたのではないかと思い、ちょっと調べてみました。

調べてみたところ、フロロカーボンってなかなかすごいやつだぞってことが分かりました。

 

PEとフロロは優等生

ラインメーカーの一つであるユニチカさんのサイトでラインについて説明されていたんで、ちょっと抜粋

PEは耐光性に優れ吸水性も無いため、使用しないで放置しても劣化は殆どしません。このため傷や毛羽立ちが目安となります。使用後ラインが乾いてから(一昼夜程度経過後)毛羽立ちがあれば、数mカットします。十分な長さがあれば、前後をひっくり返して同様に使用して、短くなれば交換します。
フロロカーボンも耐光性に優れ吸水性も無いため、使用しないで放置しても劣化は殆どしません。

ユニチカフィッシングランド なんでもBBS

だそうです。

ですから、過酷な環境下でも性能を維持できているというわけなんですね。

 

でも逆をいうと、耐候性に優れ吸水性もないってことは、根掛りしてラインブレイクした場合にも、水中で劣化せずにいつまでも残ってしまうということになります。

根ガカリって最悪の環境破壊だったんですね。

むやみに細いラインを使ってボトムを攻めるのはやめましょう。ルアーロストして自分のお財布にもやさしくないし、地球にとってもやさしくないです。

「細いラインでフィネスな釣りを」なんていうルアーメーカーの策略にはまらないように気をつけましょう。

 

大容量巻きを選んだ方がやっぱりお得なのか?

長い時間がたってもフロロカーボンはほとんど劣化しないということなので、100m巻きのお徳用を買ってしまうというのも手だと思います。

リーダーを頻繁に交換する方なら、ルアー専用みたいな20mとか30m巻きだとすぐ終わってしまうし、若干割高ですので、船用のお徳用ハリスなんか向いていると思います。

ボクみたいにあまりリーダー交換しない人であれば、100m巻きなんか終わるまでに何年もかかってしまい、途中で飽きてしまう可能性が出てきますんで、少量巻きを買って2,3年で使い終わらせて別の銘柄を試してみるっていうのもアリだと思います。

それで、お気に入りのラインを見つけていけばいいと思います。

 

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