泉さんのとこのブログで、今度からコアマンのルアーをDUOで作ってもらうということが発表されてました。
泉裕文『DUO×COREMAN』
コアマン×DUOのコラボレーション
前々からDUOのマニックをコアマンカラーで販売したり、BITE(webマガジン)上でコアマンXDUOでコラボしてビッグベイトの開発をしたりしていたので、最近仲がいいなとは思っていたんですが、ついにルアーの製造もDUOで請け負うことになったそうです。
DUOと言えばプラスティックのインジェクションルアーを得意とするところ。コアマンでは今まで、パワーブレイドやアイアンプレートの金属製のルアーが主なラインナップでしたね。(ワームもやってるけど)
ということは、今後コアマンからプラスティックのミノーやらそれ系のルアーが出るかもしれないってことなのかな?
チャイナリスク
コアマンのこれまでの金属系のルアーは、人気があってパクリやすい形状だったからか分かりませんが、けっこうパクられてますよね(国内海外問わず)。
で、コアマンルアーはほとんどチャイナメイドだった気がするので、今後さらにルアー開発を進めていくうえで、チャイナリスクを考慮に入れないといけないっていう場面に来たのかもしれません。
中国・韓国でルアーを作るとパクられるリスクっていうのが半端ないです。泉さんもその辺も気にしてのDUOとの提携なのかも知れませんね。
DUO社は完全国内生産を売り物にしてやっていますから、中韓にパクられるリスクっていうのがほとんどないはずです。たしか、そっちの国には販売もしていないはず・・・
金型流出によるパクリ被害に遭っているところと言えば、激安で売っているローリングベイトとか、ショアラインシャイナーとか釣具屋なんかでもよく見かけますよね。サスケとかも
あの値段を見ると国産純正ルアーなんか1個2000円くらいしますから、どうしても安い方に・・・って気持ちが揺らいでしまいます。
使っているパーツはしょぼくても外観は同じだから、基本的な動きはほぼ変わらないわけで、だったら安い方でもいいか。という風に思っちゃうわけですよね。
そういうリスクを考えたら、ちょっと金型費をケチって中韓で金型を作るより、国内でやった方が安心はできますよね。国内の金型産業に従事する者としても歓迎します。
金型産業の国内回帰を
安いからと言ってあっちで作ろうとしても、それなりのものを求めると、結局国内で作る金型とそう大差ないものになってしまいます。
これから始めようとしているルアーメーカーさん、これは覚えておいた方がいいですよ。チャイナは労働力が安いといったって、毎年ガンガン上がってますから、5年10年たったら、国内と同じくらいの水準になっちゃいます。
だったら、最初は高くても人件費の伸びはほぼナシで、金型流出のリスクの少ない国内で生産しましょう。
いずれにせよ、今後のコアマンとDUOの動向から目が離せませんね。
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