先日のダイワ編に続き、シマノのリールも調査してみました。
ボディサイズ
500番台
1000番台
2000(2500)番台
3000(4000)番台
があります。
詳しく説明しますと、500番っていうのは現在だと13ナスキーにしかないレアな型番です。16ナスキーにはラインナップされていませんので、今買い逃したら次いつ手に入るかわかりません。
欲しい人は急げ。
1000番台がトラウト用なんかで使用される、一般的には最小サイズです。
ですが、最近数字の前にCが付いたC2000というサイズをよく見かけるようになってきました。
これは1000番のボディに、本当なら1サイズ大きいはずの2000番のスプールが取り付けられている、頭でっかちモデルです。
無印の2000番は最近のリールにはほとんどなく、一部の廉価版のリールにのみ用意されているだけになって、現在は頭にCのつく1000番ボディの2000番が主流みたいです。
2500番という番手は実はむかしは存在していませんでした。バス釣りがブームになって2000番だとちょっと糸巻き量が少なく、3000番だと本体がデカすぎるということで、真ん中のサイズの2500番というスプールを作って2000番に取り付けました。
↑ 20年くらい前の話なのでうろ覚えですが、たしかそうだったはず・・・
さらに最近では頭にCの付く1000番ボディサイズのC2500番というのもラインナップされています。
ロッドの軽量化に伴い、リールも軽量化したいけど、ロッドほど素材革新で軽量化できないので、小さい番手に大きいスプールを取り付けて無理やり対応させたんじゃないかとボクは踏んでいます。
でも、ギアも良くなって巻き上げ力も上がっているので、そこまで無理が掛かるものではないのかもしれません。
3000(4000)番台はサーフなんかで長いロッドに合わせるのにぴったりなサイズです。長いロッドに軽くて小さいリールだと、重心のバランスが悪くなって、せっかくの軽量ロッドも持ち重り感がするようになってしまうので、「長い竿には重いリール」が理にかなっていると思っています。
↑ 最新のタックルを持っていないので、考えが古臭いのかな?
5000番以降は例によって、モノホンのアングラーが使うものだと思っているので、素人の解説は割愛させていただきますw
アルファベットの意味
Cはコンパクトの意味、1サイズ小さいボディに大きなスプールが付いています。
Sはシャロースプール。S無しに比べて糸巻き量が少なくなっています。PEラインを使用する場合ですと、S無しだと下糸をたくさん巻かないといけないので、めんどくさいということで出てきた記号です。
Mはミディアムスプール。Sよりは多いけど無印よりは少ない糸巻き量です。最近はPEを200m以上巻く人も増えていますんで、それに対応して出てきたものです。
HGはハイギア。通常に比べてギア比が高く、ハンドル1回転で巻くことができる糸巻き量が多いです。
XGはエクストラハイギア。HGよりさらにハンドル1回転で巻くことができる糸巻き量が多いです。これでもかと早巻きをしたりするショアジギングで使用すると重宝します。
PGはパワーギア。HGとは逆で、通常のものよりギア比が遅くなっています。管理釣り場のトラウトやアジング・メバリングなんかで、ゆっくりルアーを引きたいときに使うんだと思います。
DHはダブルハンドル。
たぶんこのくらいかな?もし足りなかったら指摘してください、追加しますんで。
備考
ダイワに比べると、シマノの方が型番が多い気がします。バリエーションが豊富でユーザー側としては選ぶのに困っちゃうくらいでありがたいんですけど、小売店側としたら、全部の番手を揃えるとなるとスペースの問題が出てきそうですね。
追記 : 500番リールが復活
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