先日リコールが掛かった、ボクのDJデミオなんですが、ディーラーから案内が来る前に状況が進展してしまいましたので報告します。
1.5Lのディーゼルエンジンなので、もちろん燃料は軽油です。
軽油というのは燃焼する時にススが出やすいということはご存じだと思います。「その軽油が燃焼する時のススなどの有害物質の排出を抑えた」というのが、今回のマツダの売りであるクリーンディーゼルエンジンなわけです。
今までは2.2Lのクリーンディーゼルエンジンしかなかったのですが、4代目デミオから新開発の1.5Lのクリーンディーゼルエンジンが登場しました。
「今までなかった新しいこと」いうことは逆を返せば、前例がないため経験値というのが不足しています。ですので不具合の起きる確率も高いというわけです。
今回のリコール内容である、エンジンのバルブにススが溜まってしまってバルブの蓋がちゃんと閉まらないという現象が起こり、それによってエンジンが誤作動を起こす可能性があり、場合によってはエンジンが停止してしまうということも有りうるということでした。
ボクの体験した現象というのは、高速道路を走行中に前の車を追い越そうと速度を上げ、110~120kmくらいのスピードに上がった時です。
急にエンジンがガタガタ異音を発し、車体もそれに伴いガクガクと振動しました。アクセルを踏み込んでもスピードは上がらず、アクセルを緩めて100km前後までスピードを落とすと通常に戻る・・・
というかなりデンジャラスな体験をしました。
家に帰ってよく調べてみたところ、今回のリコールの現象ではないかということになり、すぐにディーラーに電話をして緊急でリコール対応をしてもらった次第です。
リコールなんて予防の意味で、「あんまり自分には関係ないや」と思っていましたが、いざ自分に降りかかってみると、こりゃ、ヤバいなと思いました。
もし、このブログをご覧のみなさんの中で該当の車に乗っている方がいらっしゃれば、早急に対応された方がいいです。
しかも古い年式ほど、経年していますのでその分ススが溜まっている状態かもしれません。ボクの場合は走行距離9000kmで、今まで近距離移動が多く排出されたススが焼き切られる前にエンジンが停止していたため、ススが溜まりやすかったのかな?とは思われるのですが。
用心するに越したことはありません。すぐに対応してもらいましょう。作業自体はエンジン内に溜まったススを焼き切る作業と、通常時にススを焼き切る作業が足りない場合がないように、燃焼時間を長くするプログラムの変更だけなので、1時間もあれば終了するようです。
今後のより良い製品づくりのためとはいえ、自分が人柱になるのはあんまり気分のいいものではありませんね。
対象の方はお早めに。
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