秋といえば釣りのシーズンですなんて、むかし読んだの本に書いてあった気がします。
これまでボクも長いこと釣りをしてきましたが、気候的にも過ごしやすく、海の中もまだ高水温気が続いている状態で魚の活性は高めではありますが、決して簡単に釣れるようなシーズンではないというのがボクの意見ですね。
ですが、今回ばかりは俗にいう秋らしい釣果に恵まれてうれしかったというのが今回の言いたいことになります。
前日は小雨の降る中サッカー観戦に行ったものですから、とても疲れてしまい(負けたのもあり)10時に床に就き、本日の釣行までの睡眠時間をけっこう長く確保できました。
本日は満潮&前日の雨のため、狙いのポイントは上流部流れ込みポイントに決めてありました。
雨のない状態だと、酸素が足りないのかコイが水面に口を出してパクパクやっている状態で、あまり釣れそうな雰囲気はありません。しかし今日はコイはいるものの水中のエサを探している感じ、しかもイナッコと呼ぶには大きすぎるボラの群れも水面に口を出さず、水中を泳ぎ回っています。
雨によるほんのちょっとの増水のおかげで、水中の酸素量が多いのでしょうね。雰囲気は悪くありません。しいて言えばベイトの姿がほとんど見えなかったのが懸念材料かな。
まずは暗い側に立ち、明部に向けてサーフェイスコントローラー80を投げ、動きを見ながらどの程度流れがあるか確認します。
そして2投目、ぼんやり暗くなる暗部から明部に向けて巻いている途中、明かりの真下で丸見えバイトでヒットしました。
良く引く元気な個体だなあと思ったら、車にセットしてあるロッドを取り違えていたことに気づきます。ライトタックル用だからドラグもちょっと弱かったわけだ(笑)
それでも無事ネットインした魚体は49センチというまずまずのサイズ。
本命ポイントは明暗がはっきり分かれるところの暗部側だと思っていたので、ちょっとラッキーヒットでした。
ロッドを変えに車に戻ろうか考えましたが、今から多分ルアーサイズを落としていくことになるので、その場合こっちのほうが使いやすいので、そのまま続けました。
予想通りその後はアタリもなくなり、ルアーを変えていき、ワームでレンジを下げたところでアタリが出だします。
まあ、こんなのばっかりだったので、なかなか掛からないんですが、2匹ほどキャッチして、対岸へ移動することにします。
ワームに変更したのは、チヌも意識してのことだったんですが、チヌ系からのアタリは全くありません。キビレは産卵のために降海しているからしょうがないとして、クロダイはどこ行っちゃったんだよ?
対岸も同じように、明部から攻めていき、メインディッシュの明暗のはっきりしている暗部をワームが通った時、もう一匹ヒットしました。
エラ洗いの音からさっきよりサイズが良いのは見てとれます。ボクのライトゲームロッドは10g負荷までのアジングロッドですが、このくらいのサイズまではなんとかなるやつです。
少し60センチに欠けましたが、58なら十分サイズです。
ベイトの姿がぜんぜん確認できませんでしたが、ちゃんといい場所に陣取って流れてくるエサを待っていたんでしょうね。
ボイルなしで、いるのがわからない状態での2匹は今後の釣行にも役立ちそうな気がします。
そこからポイントを変更し、河口部でマズメのメッキ狙いに向かいましたが、今日のライトゲームはぜんぜんダメでしたね。
下げの状態でしたので、流れの効いている状態ではイソメリグもいまいち反応が悪く、アタリはあるものの魚は一匹も掛けられませんでした。
そして、本日のタイムリミットは7時でしたので、ライトゲームは不完全燃焼のまま終了。
大物狙いで魚が釣れて、ライトゲームがダメといういつもとは逆パターンの本日の釣行でした。
ロッド:メジャークラフト トリプルクロスアジング TCX-T682AJI
リール:ダイワ ルビアスFC LT2500S
ライン:シマノピットブル8+0.4号 + フロロショックリーダー1.5号
ルアー:サーフェイスコントローラー80、1.4gジグヘッド+イージーシャイナー2インチ
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