日本人はよく「性善説」を唱えたがりますが、よその国に対しては通用しません。むしろ「性悪説」で臨まないと痛い目を見ます。

そのむかし、日本に帰化された元中国人の方に訊いたことがあるのですが、日本人は騙す方が悪いという考え方ですが、あちらの考え方は騙される方が悪いという日本とは逆の考え方らしいです。

根本的な考え方が違いますから、話がかみ合うわけないですよね。考え方を変えてみると今までの事象が、そういうことかと納得できたりもします。

隣り合っている国同士でもなかなか分かりあえないですもんね。（困

トマトの元気がなくなってきた

我が家では、庭のプランターでトマト・ナス・枝豆などの夏野菜を育てています。

その中で、トマトを2本植えてあるのですが、最近一本だけみょーに元気がなくなってきました。

水やりも子供が毎朝やっているし、日中の日差しもまだそこまで厳しくありません。追肥をしてみても、他の作物はさらに元気になってきたのに、一本のトマトだけはますます元気がなくなってきました。

病気か何かだと思い調べてみると、何かの食害ではないかという疑念が出てきました。

さらに調べてみると、コガネムシの幼虫が作物の根を食べるという驚愕の事実が判明しました。

あいつは悪い奴じゃないと思っていたのに・・・

突然ですが、コガネムシの幼虫って何て呼びます？

ボクの実家の方では「オバムシ」と呼んでいました。自分が小さい頃からカブトムシの幼虫の小さいやつだから、「オバムシは悪い奴じゃない」と信じてこれまで生きてきました。

しかし、あいつらは悪い奴だったんです。親は葉っぱを食い荒らすし、子は作物の根っこを食い荒らす「害虫」と認定されている、根っからの悪党親子だったのです。

一方カブトムシの幼虫の方は植物の根っこは食べずに、堆肥や土を食べて、いい土を作るので害虫認定は受けていないとのこと。

そういえば、先月植えたイチゴも一週間で枯れてしまったし、去年植えたブルーベリーの木もハイビスカスも多年草のはずなのに1年もたなかったし・・・

そういえば、枯れてしまった後にみたら、根っこが全然なくなっていたっけ。

ボクは今まで40年近くあの愛くるしい姿に騙され続けてきたのです。

プランターの土を入れ替えるときにうっかり出てきたときには、やさしく土に返してやったりもしていました。

そう、これまでの恩を忘れてあいつらは平気な顔で人の植えた作物の根を食い荒らしていたんです。

もう許しません。

今週末が、あいつらの最期です。

水責めにしてやろうか、薬責めにしてやろうか、

どっちでも好きな方を選ばせてあげるよ！