画像提供：焼津さんぺいの釣り日記

激レアです！！

例えるなら、ドラクエでメタルキングが同時に3匹出てきて、魔物の群れはまだこちらに気づいておらず、さらに3人連続会心の一撃を出して、メタルキング3匹を倒せたくらいレアです w

例えが古いかな？ボクの中でドラクエは6か7で止まっているので、そのくらいしかこのレアさの説明はできません。

ちなみにFFも6か7で止まってます w

釣り上げたのはさんぺいさん。昔から焼津近辺の釣りブログを見ている方ならご存知かと思いますが、あのさんぺいさんが最近またブログを復活されています。

チャイロマルハタ　64㎝　3.9㎏

64センチ、3.9㎏なんてガチンコのヘビーロックフィッシュタックルで対峙しても、獲るのは難しい魚だと思われますが、

シーバスやヒラメを狙うようなタックルで、しかもテトラにラインを巻かれながらもキャッチしてしまうところがさすがです。

ご本人も「一生に1匹の魚」というタイトルで書かれている通り、出会えるだけでもラッキーです。

ボクなんか、自分の知り合いが釣り上げたというだけで大興奮です　w

 焼津さんぺいの釣り日記

一生に1匹の魚

久々に足が震える様な魚が釣れました。ひょっとしたらオシッコを漏らしていたのかもしれません。...

ついでにボトムワインドでシーバスも釣れたとのことですが、ボクなんか何年もボトムワインドやってますが、シーバスの「シ」の字も拝んだことがありません。

昔からそうでしたがさんぺいさんかなりもってます。

さんぺいさんとは意外と長い付き合いでして、前のブログを始めた2007年ころからの付き合いです。

でも、連絡先は知っていても実は一度も会ったことがないという不思議な関係でした。釣りの時間帯も違うので港でバッタリということも一度もなかったんですよね。

チャイロマルハタ

チャイロマルハタっていうやつはもともと南方系の魚でして、沖縄や台湾なんかでよく見かけられる魚です。しかし近年は九州南部や和歌山などでも見かけられるようになってきているという話です。

2016年の記事ですが、大型ロックフィッシュ狙いのプロとして有名な佐藤文紀さんも西伊豆でチャイロマルハタが上がったという情報を聞いてかなり驚かれています。

伊豆でも相当レアってことですよね。

 www.pros-one.com

FUMI'S BLOG » 凄いっ！ 西伊豆でチャイロマルハタ!!

駿河湾を挟んで東側の伊豆と西側の焼津なら、同じ魚が釣れてもおかしくないじゃないかと思われるかもしれませんが、地元民から言わせてもらうとちょっと違います。

黒潮から分岐した暖流が駿河湾内に入ってくるのですが、まず伊豆半島の方から入ってきて湾内を一周ぐるっと回って、最後に西岸の焼津辺りを通って出ていくので、西岸は最終地点となります。

黒潮が直接当たる面である伊豆方面は、魚もどちらかといえばちょっと南方系が多いです。

伊豆ではポピュラーなアカハタは、こちら駿河湾西岸ではほぼゼロに近いくらいの水揚げしかありません。

伊豆の磯でよく釣れるヒラマサなんかもこちら側のショアジギングでは、まず釣れません。

同じ静岡県に属していますが、伊豆って環境的にも文化的にも違うんですよ。地デジになってからは知りませんが、地デジ以前は伊豆は東京のテレビが映るので、伊豆の人は自分たちは関東の人間だと思っているという話もあったくらいです w

しかも、駿河湾をぐるっと回って行かないと行けない場所なんで、伊豆の先端部なんて下手すれば東京へ行くより遠い場所なんです。

そんな環境も大きく違う焼津で釣れたってことは、本当にすごいことだと思います。

釣り上げてくれたさんぺいさんにも感謝ですが、それ以上にチャイロマルハタを育んでくれた焼津の海にも感謝です。

同じく焼津でハタを狙っているアングラーとして、いつかは手にしてみたい魚ですね。

「港内で30cmを目標に釣りしてる」なんていえば、笑われちゃいそうなサイズの魚でした。